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それは、突然やってきた。
収録を終えて、携帯を確認すると
ドンヘが勝手に作ったSNSの俺たち３人のグループラインに
ドンヘからリハの画像が届いていた。
トゥギヒョン、シンドンヒョンと一緒にそれを見ながら
ホテルへ移動する。
一通り確認した後、仕事終わった〜と投稿すると
すぐにドンヘから、電話がかかってきた。
「もしもし？」
『お前今どこ戻ってこれないの！？』
「は？」
電話越しのドンヘはやけに興奮していて
まったく状況が掴めない俺は、自然と怪訝な顔になっていたらしい。
トゥギヒョンがアハハと苦笑いしている。
「俺どこにいるかわかってるしょ？
今収録終わってホテルに帰ってんの〜Aは？」
『今すぐ戻ってこい！ソウル！』
「だからなんでだよって！」
興奮状態のドンヘは理由を言わない。
疲れていたのもあるし、意味がわからないのもあって
思わず声を荒げてしまった。シンドンヒョンとトゥギヒョンが
ビックリした顔で俺を見る。
『あぁぁ落ち着け俺、あのねヒョ』
『もしもしヒョン？』
突然変わった声の主はゲームギュ。
『簡単に話すと、子供が産まれそうです。
さっきAヌナが不調を訴えて、今病院に来ています。
もう分娩室に入りました。』
「え、待って、え、嘘！？」
今度は俺がパニックになる。
あわあわしだした俺からトゥギヒョンが携帯をとって
キュヒョナと話している。
どうしよう、行かなきゃ！
でも明日の朝も撮影あるし…！でも行かなきゃ！
でも汽車なんかないし…どうすれば…！
「ヒョン！ホテルついたら、車貸して！」
「は！？なんでだ！」
「ソウルに戻る！Aが生まれる！」
産まれるのは赤ちゃんね！というシンドンヒョンの言葉も無視して
後ろからマネヒョンのシートを揺する。
「揺らすな！事故るだろ！」
「お願い！明日１日休みにして！お願いします！」
頭を下げる代わりに、シートを揺らす。
俺なりの、圧力！
「わー！わかったから揺らすなよ！とりあえず落ち着け！
俺も落ち着くから！とりあえずホテル着くまで待て！」
とりあえず車は大丈夫だ！
そう思うと妙に冷静さを取り戻して。
キュヒョナの言葉が現実味を増して、
俺がしっかりしなきゃいけないんだと感じる。
「ウニョガ！落ち着いて聞けよ！」
電話を勝手に切ったトゥギヒョンは
事情を俺に話し出した。
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りこ(プロフ) - あーねさん コメ有難うございます！今月中に完結させたいと思ってますので！いつもありがとうございます、これからもどうぞよろしくです（＾＾） (2015年7月16日 13時) (
レス) id: 80f0c9f8dc (このIDを非表示/違反報告)
あーね - いつも楽しみにしています！たくさん更新してください！まってます！ヤキモチとか三角関係とか好きなので。。。笑楽しみにしてます！ (2015年7月11日 19時) (レス) id: 292f4be92e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りこ | 作成日時：2015年7月7日 15時
