STORY56 ページ9
Runo
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廉「瑠乃ちゃん、やんな？」
「は、はい…。」
『廉くん』に話を振られ、慌てて返事をする。
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母「A、瑠乃、どうかした？」
そこに遅れてお母さんがリビングへ来た。
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貴「お、お母さん……」
茶色い髪をなびかせ、クルッと振り向いたお姉ちゃん。
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母「…A………。
どうしたの、こんな格好して。」
驚いた表情のお母さんから反射的に下を向いたお姉ちゃん。
嶺「すみませんでした。」
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貴「え……？」
嶺「Aさんを振り回して、挙げ句の果てにこんな格好にまでさせて。」
お姉ちゃんより前に、お母さんに向かって頭を下げ、謝った『嶺亜先輩』。
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嶺「僕と、隣にいる廉は『西川蘭世』に励まされました。
次は僕たちがAを励ます番だから、Aに一歩前へ踏み出してほしかったんです。」
お母さんの目を見て真剣な表情で話す『嶺亜先輩』。
廉「僕は自分が嫌いやったんです。
でもAと出会って、ありのままの僕と接してくれた。
だから恩返しがしたかったんてす。」
そう言う『廉くん』。
なにこの青春、的な。
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貴「私も、ずっと『西川蘭世』が嫌いだって思ってた。
でもそれは私が蘭世から目を背けてただけ。
全部私だもん。嫌いになれるわけなかった。」
やっぱり蘭世ちゃんだ。
真っ直ぐで、正直で、私が大好きだった蘭世ちゃんだ。
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母「Aも、いい友達を持ったわね。」
貴「えっ？」
母「踏み出すには振り返ることも大事よ。
『西川蘭世』の（人1）Aも楽しみなさい。」
貴「ありがとう、お母さん。」
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評価よろしくお願いします！
全っ然伸びなくて(泣)
わおっ！
今回長いですね(笑)
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千明 - 梨々子、あたしも 嶺亜 大好きだから あたしの 大好きな 嶺亜の事 言わないでよ (2016年6月8日 18時) (
レス) id: 2e2999c4ec (このIDを非表示/違反報告)
梨々子(プロフ) - ちよさん» みずくんですね！実はHIHIの誰かメインで短編のお話考えてたんですよ…。なので本当にGOODタイミングです！ひとまず私のテストが終わったら考えさせていただきますね。ありがとうございます！ (2016年2月28日 22時) (レス) id: e49f25a7b2 (このIDを非表示/違反報告)
ちよ - 井上瑞希がメインの小説書いてください (2016年2月28日 21時) (レス) id: a75d69423a (このIDを非表示/違反報告)
梨々子(プロフ) - らいなさん» お陰様で完結いたしました！ありがとうございます…。英検受けたんですけど、まだ結果知らないので…受かってるといいなぁって感じです（笑） (2016年2月6日 23時) (レス) id: e49f25a7b2 (このIDを非表示/違反報告)
らいな - 更新がんばって下さい！あと英検受けたんですか！？凄いですね(o^^o) (2016年2月6日 23時) (レス) id: b53e8a6a4f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梨々子
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/riko05251/)
作成日時：2016年1月10日 14時
