『N.R』の君Second〜Ren.Reia〜

STORY59 ページ12

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廉「瑠乃ちゃんええ子やな。」




「私の自慢の妹だよ。」





姉バカみたいかな？








でも、


『蘭世ちゃんの跡継ぐよ。
蘭世ちゃんが見てた景色私も見たい。』









そう言ってくれた瑠乃。


私が夢を諦めた矢先に言われたから、本当に嬉しかった。









・









・






嶺「瑠乃ちゃん、彼氏いるんだな。」



「初耳なんだよね…。」









廉「でも嶺亜もいたことあるんやろ？」






「へっ？」









やば、また変な声出しちゃった。









嶺「ち、中学んときだし。」




「でも、いたことはいたんでしょ？」




嶺「まぁ、いなくはないけど…。」




廉「モテる男は違うなぁ。」




「廉くんもモテるじゃん。」



廉「どーせ俺なんかと付き合い始めたら飽きられて終わりやろ。」



「でもさぞかし告白されてたんでしょーね。」









・









「で、先輩の彼女は可愛かったんですか？」




嶺「んー。確か学校1モテてたような。」




「えぇっ？」



廉「マジやばいなぁ。」



「そんな綺麗な人と付き合ってたんだ…。」









・








嶺「なに、妬いた？」









「ん、まぁ。」








嶺「はっ？」









え、嶺亜先輩なんで赤くなってんの？









妬いた、って聞かれて…

『まぁ』って答えて…。









それって、

『妬きました。』って言ってるようなものじゃん！









・








嶺「A、ばーか。」


「ばかって何よ！」









廉「…………。」

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