【ヘタリア】愛情狂現

八万六千四百十三秒 ページ14

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その日、私達はアーサーを見なかった。


風邪で欠席、と聞いた。


でも、それが嘘にしか聞こえなかった


なにか企んでいるのかもしれない、その事しか考えていなかった。


エリザ｢A、家まで送っていくわよ｣



あ｢エリザ…ありがとう、｣



エリザ「なんなのかしらね、アーサーは」



あ「謎だよね…でもなんか怖い……」



エリザ「前のツンデレはどこに行ったのかしら」←



あ「エリザ…；」



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あ「今日はありがとう、エリザ」



エリザ「ううん、いいのよ。ちゃんと戸締りはしておくこと！いいわね？



それじゃ、また明日ね！」



あ「うん、また明日！」



いつもの安心できる家が、怖く思えるなんて



静まった家の中は、とても寒く感じる。音楽でも流そうか、と思い



好きな音楽を、スマホから大音量で流した。



少し不安感が消える。このままお風呂に入って軽くご飯を済ませ、



私は自分のベットへもぐりこんだ。



自分を守るかのように360°毛布をつつむ。


そのあと、私は眠りについた。

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