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貴方side









目が覚めると、自分の部屋のベッドで寝ていた。


時計は午後3時をさしている。






『めっちゃ寝るじゃん…てか体べたべたしてる。お風呂入りたーい!』






伸びをしながら叫ぶ。


と同時に、鏡に映った自分の顔を見て気が遠くなる。




『待ってブッス!!!!なにこれ浮腫みすぎでしょ』



り「うるさいうるさい!なに?起きたんだったら言ってよ〜」





犬っころがいろ〇すのペットボトルを届けてくれた。




『お、ありがと。シャワー浴びてくるわ。からだじゅうべたべたで気持ち悪い。』


り「って言うと思ってお湯溜めてるよ。」


『まじで?!よく出来る犬じゃねぇか〜よしよし〜』




頭を撫でる。




り「わかったわかった、アイス奢ってね。よろしく〜」



『可愛くねぇ犬だなまじで』







服とタオルを用意して1階に降りる。



ジ「あ、A!やっと起きたんか!」


る「おはようございま〜す」



『おはよ〜
ちょっとシャワー浴びてくるわ。ギトギトで気持ち悪い。』


さ「メイクはシートで落としてるけど一応クレンジングしとけよー。」


『わかってる、ありがとうめっちゃ助かった!』






シャワーを浴びてさっぱりしてリビングに入ると、さとみくんを除く全員の顔が赤く変貌する。




こ「え、ちょ、待ってこっち見んな」

り「だめだ〜あ〜」

る「ちょっと向こう向いててください」

な「むり。やめて。」

ジ「急にそれはあかんて〜。」




さ「…。

A、ちょっとこっちきて。」




既に薄暗い廊下に連れ出され、騒がしいリビングから離される。




『え、いつもキャミソールと短パンとかでうろうろしてたのに突然どうしたの?』


さ「みんな風呂上がりは見たこと無かったでしょ?
駄目なんだわ風呂上がりの女子って…。」


『ふ〜ん。でもさとみくんは大丈夫なんだね。』


さ「…け……ね…ろ…」


『え?なんて?』


さ「んなわけねぇだろって言ってんの。」





後頭部を押さえつけられ、唇で唇を塞がれる。


息苦しくなって胸板を叩き、酸素を求めて口を開く。

と、その瞬間に容赦なく入り込む舌。


歯列をなぞり、私の舌を強引に絡め取る。




『んっ……く、…っ…』



足に力が入らなくなり、すぐに腰が抜ける。

床に落ちる寸前で、さとみくんによって支えられた。



『とりあえず髪乾かせ。

それと、続きは夜な。覚悟しとけよ。』




不敵な笑みを浮かべ、リビングへと戻って行った。

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作者名:sky | 作成日時:2019年11月7日 21時

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