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彼女の重荷 ページ4

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家では言葉は一言も交わしてもらえず、食事は私だけ自室でとる。
他の二家からの目を考慮してなのか、そのまま聖フィオレ学園に通っていた。
しかし、年に一度の音楽会や授業参観、コンクールなどの人目につく場所でなら普通に話して貰える。

小学生の間は、話して貰える日が待ち遠しかった。
よっぽど愛に飢えていたのだろう。







学校生活はとても楽しかった。
勉強は大変だったが、それ以上に友人との交流が楽しかった。


私に歌い手というネットの世界を与えてくれたのもその時作った友人だった。






中学2年生の春、ある友人から歌が上手いのだからネットに投稿してみれば?と誘われた。

その子は当時人気だった歌い手を推していた。


中学に入ったところから私が絶対音感を持っていることが父と母に知られ、扱い方が格段に酷くなっていて精神的にもダメージを受けていた。

逃げ場が欲しかったのだろう。


軽いノリで歌い手をはじめた。



当時流行っていたボカロ曲や、その他の曲を聞き漁った。

その中で1番気に入ったものを初投稿に選んだ。

彼女の重荷→←彼女の重荷



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設定タグ:歌い手 , すとぷり , さとみ
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作者名:sky | 作成日時:2019年11月7日 21時

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