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さとみside







朝起きて、どうせろくに寝ていないであろうAを起こすために部屋に入る。




さ「い、ない…?」





慌ててリビングに降りる。





さ「ふっ」






そこには手を繋ぎ、1枚の毛布にくるまって丸まって寝ているころんとA。





さ「こんなとこで寝てたのかよ…」





床暖房しかついていないので少し寒いリビング。
お互いの体温で暖をとっていた様子。



微笑ましいな、




なんていうのは嘘。


本当はめっちゃ妬いてる。
なんでころんなんだよ。
彼氏は俺じゃん。





さ「おい!起きろ!お前ら!」



『…へ?もう朝、?まだ眠い……。』

こ「無理寒い起きれねぇ…。」




ころんこいつ…ずっと起きてたな?
今起きた割には目がはっきりしてる。




さ「遅れるから!」

『どこ行くの…』

さ「ライブ!!!!ラストライブ!!!」





A、思考停止。




『あ、今日か。今日…今日?!ライブ!!あぁぁぁあ!!』



り「朝からうるさいなぁ早く行きなよ」





大声で叫びながらシャワーを浴びて髪を結び、何日か前から用意していた大きな鞄を持って俺たちに敬礼をする。




『行ってきます!!!』



「「行ってらっしゃい!」」

作者より新年のご挨拶→←.



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作者名:sky | 作成日時:2019年11月7日 21時

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