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『たーだーいーまー!』
怒涛の2ヶ月が終わり、やっと家に帰ることが出来た。
り「おかえりー!!!」
ジ「お!帰ってきたか!」
こ「半月ぶり〜」
帰るやいなや、バルコニーに出て潮風を思う存分浴びるA。
な「1週間後にはまた大阪行ってライブなんだからちゃんと休んで?」
『そういう現実突き付けるなーくんは好きじゃないよ』
ガーンという効果音が聞こえてきそうな顔でこちらを見るなーくん。(笑)
る「それはそうと風邪ひくからとりあえず家入ってください。」
るぅとに手を引かれ、暖房の効いたリビングに連れて行かれる。
こ「…で?どうだった?」
さ「まぁ、過呼吸とか精神不安定とか、いつもの衝動以外に特に異常はなかった。けど…」
な「…どうした?」
さ「なんか、イベントはじまってからよく食べるな…と。」
こ「それって別にいいことなんじゃ…」
り「いや、精神状態が限界まで悪くなると突然食欲が増したりすること、たまにあったから…」
ジ「やばいんちゃうんそれ…」
な「大阪のライブはみんなで行くし、もしもの時のために全員絶対Aから目を離さないようにだけしてればなんとかなるとは思うけど…。」
さ「だと思う。まだ俺一人でも十分対処出来るレベルだったしね。」
こ「了解。」
本人が気付いているかは知らないが、メンバー全員でAを守るつもりで動いてる。
最期まで、絶対に。
辛い思いはさせない。
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作者名:sky | 作成日時:2019年11月7日 21時