がんばれシンデレラ

転校と出会い ページ11

先「はーい、席につけ！
今日は転校生を紹介しまーす。」







女『この時期に⁉︎』


女『すごい微妙だよね(笑)』


男『男？女？』





先「入って来たら、きっと知ってる奴いると思うよ。
入っておいで〜。」







“ガラガラッ”









「初めまして、山内Aです。
これからよろしくお願いします！」








女『乃木坂の1.5期生の子だ！』


男『テレビで見るより可愛くね？』









クラスの大半がテレビで見たことある人ばかり。


それに可愛いしカッコイイ。

芸能人オーラっていうやつかな？










先「山内は中村の隣の席な。」



「中村？」



男『あそこで机に突っ伏して寝てる奴！』

その“中村” っていう人の隣の席に座る。






「あの…、よろしくお願いします。」



？「誰？」



女『転校生だって。
嶺亜、聞いてなかったの？』









ん、嶺亜？



顔を上げた彼は見覚えのある、黒髪で白い肌に長いまつげ、眠そうに上目づかいで見つめる









「中村嶺亜。」



嶺「なに？
っていうか誰？」



「転校生、乃木坂46の1.5期生の山内Aです。」



嶺「そーいえば岸くんが言ってたわ。
ジャニヲタの乃木坂の子と仲良くなったって。」



「そりゃどーも。」




岸くんとは仲良くなって、メアドも交換した。









嶺「だからさっきから何なの？」



「いやぁ、やっぱ小悪魔ってキャラなんだなぁって思って。」



嶺「なんかお前、ムカつく。」



「すみませんでしたー。」







先「お前ら、初日から何なんだ。」






女『夫婦ゲンカかよ(笑)』

男『A、あの嶺亜姫に初対面で毒吐くとかスゲーわ。』






「へへっ。
これからよろしくね、中村嶺亜くん♪」



「よろしくお願いしまーす(棒)」









これが、私とこれから長い付き合いになるであろう人との出会いだった。

初握手会→←転校

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す