Multicolored Love

# 03 ページ3

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カメラマン「いいね〜。いい感じ！」






カシャカシャとリズムよくシャッターが切られる。









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［あれ紫耀じゃない？］



［え、どこどこ？
なんかの撮影？隣の子羨まし〜］



［あとで握手してもらお！］









［STの撮影だよね？
Aちゃんと紫耀くんのデート撮影とか？］


［A、めっちゃ好きなんだよね！
生で撮影見れるとかラッキーすぎる！］









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撮影が進むにつれて、
紫耀くんのファンや雑誌の読者が集まり出した。





休憩時間に優しくファンに対応している紫耀くん。









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『………すごい。』







紫「何がすごいって？」








『え、い、いたんですかっ？』




紫「そんな驚くことないやん(笑)」




『だって、まさか後ろにいると思わなくて…。』









後ろから紫耀くんがひょこっと現れた。

そして私の反応を見て悪戯っぽく笑った。









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カメラマン「撮影再開しまーす！」







プロの顔に戻った紫耀くんは、また私の手を握る。

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