ひみつ×ひみつ 〜Sho.Hirano〜

ひみつ32 ページ34

Kishi









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とっさにお互い呼び捨てで呼んで、

しかも、「紫耀より家出るの早かった」って。









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『ひみつ』って言われてもなぁ……。


まあ、聞かなかったことにしよう。








なんか気まずくて3人揃って黙ってたら、









玄「なんだ、葬式みたいな空気だと思ったら、お前らかよ…。」









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来た、俺の天使。









「いーわーげーんー！」



思わず岩橋に飛びつくと、









玄「うわっ気持ち悪…」



寝起きでイライラしてたのか、思いっきり拒否られた。









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そんなこんなで集合時間になり、出発した。









いや、自分で言うのもなんだけど




クラスで人気者の俺。

天然系イケメンの紫耀。

俺らの天使の岩橋。

間違いなく美人の美愉。

大人っぽい藤野。

ゆるふわガールみなみちゃん。








この6人が揃った班すごくね？









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俺は誰派かって？







それは、







……『ひみつ』。

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