ひみつ×ひみつ 〜Sho.Hirano〜

ひみつ11 ページ12

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紫耀は部活の美愉を待つと言って、流れ解散になった。








ちゃんと『彼氏』なんだな。









美愉からもたくさんの相談を受けてたから、多分私も嬉しいんだと思う……。






違う、嬉しい。


そう思いたい。









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「ただいま〜。」





母「おかえり〜。」



笑顔でお母さんが出迎えてくれた。









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母「クラス替え、どうだった？」





「ん？
ああ、美愉と同じクラスだったよ。」





母「そうなんだ、良かったね〜。」









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母「そうだ、紫耀くんは？」






「へっ？」





母「紫耀くんとなかなか同じクラスにならないし、Aからも話聞かないし…。」









「紫耀は……同じ、クラスだよ。」






母「そうなのっ？」






「うん。」






母「じゃあさ、またうちに遊びに来てくれるかもね〜。」









「紫耀は、駄目だよ……。」









だって彼女、いるんだもん。

しかも美愉だし。









幼馴染みとはいえ、ほとんど絶縁状態だし。

私だって美愉にひみつ作りたくないもん。









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私の部屋に入るとたくさんの写真が目に入る。








小学生の頃撮った、紫耀との写真が大半。


全部笑ってる。



しかも、手を繋いでほっぺたにキスしてる写真もあった。









「幸せだったなぁ、この頃。」









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本日から更新遅くなるかもです。



1日1回は最低更新するので見捨てないで下さい……。






評価やコメントが増えると更新率上がるかもです。

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