あの日のことを……僕は覚えていない[丸井ブン太] (ページ15)

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13合宿始まるページ15

あれから、鈴華が来ることはなく平和な日が訪れた・・・と思ったのだが。

精「みんな、明日から合宿だよ。」

全「は・・・？」

精「だから、明日からｇあ「はい、分かりました。・・・で、私は行かないですよね。」Aちゃんも、行くに決まってるよ。」

あ「ですよね。」

精「跡部の別荘だからね。集合は7:30だから、遅れないように。」

全「イエッサー!!」

あ「はい。あ、跡部って氷帝の人ですか?」

精「そうだよ。来るのは4校だからね。立海、氷帝、四天宝寺、青学だよ。」

あ「あ、侑士と、謙也と会える。」

精「じゃぁ解散。」

ブ「忍足、一緒に帰ろうぜぃ。」

あ「別に、ええけど。」

ブ「じゃぁ、着替えるから待っといてくれよな。」

あ「うん。」

ブ「っ・・///」

あ「顔・・・赤かったような・・?」

ガチャ

ブ「忍足、帰るか。」

あ「うん。」

ブ「あのさ、お前のこと・・・Aって呼んでいいか?//」

あ「・・・好きにしていいけど。」

ブ「そのかわり、俺のことも、ブン太って呼べよな。」

あ「うん・・・。」

ブ「そういや、Aってさぁ、か、彼氏いんの?」

あ「い、いない。ずっと会いたい人がいるから。」

ブ「そうか。俺も5年前一回あった奴がいるんだけど、そいつにもう一回あってみてぇんだよな。」

あ「私、5年前に神奈川行ったときその人に会った。」

ブ「まじか。(あいつ、じゃねぇよな。あの、大阪から来たいじめられてたやつ。)そ、そいつの名前覚えてるか?」

あ「覚えて、ない。」

ブ「俺は聞きそびれたんだよな。」

あ「そうなんや。私の家、ここだから。」

ブ「おう。んじゃぁな。(ﾆｺｯ」

あ「うん・・・。」

ガチャ

あ「ただいま。」

謙「おっ、A。さっき、丸井君と帰ってたやろ。」

あ「え・・でもそういうんじゃないで。」

謙「俺なんも言ってへんで(苦笑」

あ「あ、いや、なんもないねん。」

謙「俺に、隠し事はできへんで。丸井くんに一目惚れしたんやろ?」

あ「・・・ちゃう。もう人は信じへんもん。」

謙「俺、応援してるから頑張りや。」