あの日のことを……僕は覚えていない[丸井ブン太] (ページ13)

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11男子テニス部ページ13

赤「あ、部長たち今日言ってた転校生っすよ。」

精「あぁ、君か。じゃぁ、R陣に集合かけるから僕達についてきてくれるかい?」

あ「はい。」

私は、久しぶりにテニスコートを見た。

精「みんな、今日話してた転校生だよ。」

あ「忍足Aです。」

赤「俺、まだ自己紹介してなかったよな。俺は、切原赤也よろしくな。」

精「俺より先に自己紹介するとはいい度胸だね。・・・赤也。」

赤「げっ・・・。」

精「俺は幸村精市だよ。よろしくね。」

柳「俺は柳蓮二だ、よろしく。」

ブ「俺はいいとして、こいつはジャッカル桑原な。」

ジャ「自分で言わせろよ。」

比「私は、柳生比呂士です。よろしくお願いします。」

弦「俺は、真田弦一郎だ、よろしく頼む。」

雅「仁王雅治じゃ。よろしくナリ。」

精「みんなそれだけだから、練習戻っていいよ。ね、赤也。」

赤「は、はいっ。」

精「Aちゃん、もう部活は決めたかい?」

あ「まだです。」

精「テニス部入るかい?」

あ「でも、ここ女テニないんやないですか?」

精「あぁ、男テニのマネージャーに。」

あ「あぁ、そういうことですか。・・・いやです。」

精「・・・やっぱりそうか。」

あ「は・・・?」

精「君、四天宝寺の忍足の妹だよね?」

あ「そうですけど。」

精「じゃぁ、決まりね。」

あ「は・・・？」

精「マネージャーなって。」

あ「だからいや・・・(でも、謙也達とせっかく再会できたんやからまた会えるかもしれへん・・・でも光と会うかもしれへんし・・・。いじめられる危険性も高いし。)あぁ・・・。」

精「どうしたの?思いっきり聞こえてるよ。」

あ「とりあえず、私やらないんで。」

精「めずらしいね。みんな喜んでするのにな。・・・いじめられたら、俺が何とかするから大丈夫だよ。」

あ「・・・やっぱり光とも和解しなあかん。幸村さん、私やっぱやります。」

精「何か辛い過去があるようだね。まぁ、入ってくれてよかったよ(ﾆｺｯ」

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結局主人公はテニス部に入ることになりました。

それが悲劇を招くことを知らずに・・・。