【HQ】迷惑じゃないなら【男主】

迷惑じゃないなら ページ11

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俺は侑を一瞥してまた両親を見た


父も心なしか泣きそうになっている



「侑が怒って気付かせてくれた



逃げてても始まらないって



それこそやってみなきゃ分からないって。



治も倫太郎も背中を押してくれて



信介くんも部長として俺が入るのを許してくれた



皆と部活がしたいと思ったし、マネージャーをうまく出来たら



自分に自信が持てると思ったんだ」





2人に伝われ。





「俺バレー部のマネージャーをやりたい」





俺の気持ち、伝われ。




俺が話し終わると部屋に静けさが戻ってきた



そして、









　





「「Aーー！！！！」」





大声とともに力強く抱きしめられた。


今度は両親に。



信介くん以外は口をポカンと開けている




「お母さん達の知"らん"間に成長して"たん"やね‥！」

「いつの間にか心まで大きくなって…！！」


「「さすが私/俺達のAーー！！！！」」

「ちょ、うるさい…」






言っていなかったが、




俺の両親はもともと"過保護"で"親バカ"だ





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両親の話さっさと終わらす予定だったのにアレ…？

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