10 ページ11
渡辺side
今、康二がご飯を作ってくれてるけど、さっき聞いた話は嘘なんじゃないかと錯覚するほど康二は笑顔だった。
けど、俺は恐怖を感じた
あんなに辛いことを抱えているのに笑顔を作れる、康二は自分からは全然頼ってこないし我慢も出来ると分かったから
俺が守ってやらないと、何か隠してないか気づいてやらないと、と覚悟を決めた
向「しょうたく〜ん！できました〜」
渡「おっうまそうじゃん」
向「やった」
渡・向「いただきます」
ﾊﾟｸｯ
渡「うわっ」
向「どうですか？」
渡「んまっ」
向「んふふ、良かった」
渡「お前、天才だな」
向「えーー翔太くんに褒められた〜」
渡「いや、これはまじで美味い」
渡「あっそういやさ、病院に行った時に医者が康二は貧血持ちかもって言われたんだけど、そうなの？」
向「？そうなんですか？俺、貧血は何も言われたことないですけどね」
渡「貧血は？他になにかあるのか？」
向「あっいやーえっと、無いですよ」
渡「いや、あるな。メンバーには言いにくくても俺には何でも言ってくれ。俺を頼れよ」
向「んふふ、翔太くんかっこいいですね」
渡「そうか？」
向「そうですよ。顔もかっこいいのに性格もかっこいい。惚れてまいそうですわ」
渡「いやいや、あっお前さては話を逸らそうとしてるな」
向「あっバレちゃいました？」
渡「バレてるよ。で、教えて」
向「そんな対した病気では無いですよ、なんか緊張したりストレスがかかったりすると気持ち悪くなって吐いてしまうって感じです。」
渡「あっ昨日、俺がトイレに見に行った時のって…」
向「あっそうです。気持ち悪くて吐いてしもて休んでたんです」
渡「そうだったんだな。もう俺には何でも言うこと、隠し事は一切なし。いいな！」
向「わかりました。翔太くんかっこいい！」
この時俺は康二が分かりましたと言ってくれたから、これからは何でも相談してくれると思ってた
けど、あんなことが起きてしまうとは…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 805人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りか(プロフ) - みぃさん» コメントありがとうございます。更新頻度が不規則ですが、これからも読んでいただけると嬉しいです。 (2020年10月13日 0時) (
レス) id: 2394f42da7 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ - はじめまして！いつも、楽しみに見てます。これからも楽しみです。なべこじの話し好きです！康二君とお泊まりの話し楽しみです！ (2020年10月11日 22時) (レス) id: 9fdcdf31de (このIDを非表示/違反報告)
りか(プロフ) - アミさん» コメントありがとうございます。これから康二の病系をいろいろ書いていくつもりです。また、リクエストとかも言ってくださったら嬉しいです。ありがとうございます (2020年10月5日 23時) (レス) id: 2394f42da7 (このIDを非表示/違反報告)
りか(プロフ) - 葵衣さん» コメントありがとうございます。そうですよね！私もそう思っていたので、今回書こうと思いました。ありがとうございます！ (2020年10月5日 23時) (レス) id: 2394f42da7 (このIDを非表示/違反報告)
アミ(プロフ) - 康二の話めっちゃ嬉しいです！！なのでこれからも康二の病気系のお話書いてほしいです！よろしくお願いします！応援してます！ (2020年10月5日 23時) (レス) id: f37aacd4b3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：りか | 作成日時：2020年10月5日 18時
