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夜、少しだけ泣いた。



でもみんなにご飯を作らなきゃならないから

すぐに涙を拭いてキッチンに立った。



ご飯を食べ終えて後片付けを任せ部屋に入る。



ベッドに仰向けになると横の窓から星が見える





コンコンコンと扉がノックされて



JH「A??入ってもいい?」

「あ、オッパ!今開けますね!!」



JH「ジャジャ〜ン、オッパ特製タルギウユ。ほら、」

「ありがとうございます」



オッパはタルギウユを一口だけ飲んで




JH「A、大丈夫?」




優しい声でそう問いかけてくれる




「……正直驚いちゃいました笑
考えてもいなかったなぁ…、騙されたなぁ笑
そんな感じ全然しなかったんですけどね…笑
スタッフさん…好きだったんですけど……
もう、、誰のこと信じたらいいんですかね、、」




涙を見せたくなくて思わず下を向くと

オッパの胸にグッと引き寄せられる



「っオッパ…?」




JH「大丈夫…Aには僕らがついてる。
無理して笑わないで、辛い時は泣いて、沢山。
僕らを信じればいいよ。僕らはいなくならない。」





まるで子供をあやすかのように
優しく背中をさすってくれるオッパに
堪えていたものが込み上げて溢れ出てしまう

.

いつのまにか朝になっていたけど
王子様が私にキスを落とした夢を見た。
________________________

JH side

Aはそのまま僕の胸の中で眠ってしまった。
目にかかる髪の毛を少しずらすと見える寝顔は
頬には涙の跡ができて鼻は赤く染まっているのに
まるで天使のように儚く綺麗で美しかった。



Aを起こさないようにベッドに運び
おでこに優しくキスを落とすと
少し目を開けたAはおとぎ話のお姫様のようで
このまま2人何処かへ逃げたいと思ってしまう。




僕らを傷つける人のいないところへ

この小さな手を引いて逃げられたら

どれだけ幸せなことだろうか




この綺麗な寝顔を

僕だけのものにできたなら

どれだけ幸せなことだろうか…





「おやすみ…A」





優しく頭を撫でて部屋を出た。

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焼肉のたれ侍(プロフ) - ケグリさん» 前のアカウントにログインできなくなってしまって続きを書くことができなかなってしまいました!でも1と2と3の途中までの作品があります!!焼肉のたれもしくはsvtの紅一点はで検索をかけていただくと出てくるはずです!!ご迷惑をかけて申し訳ありません… (2020年6月23日 7時) (レス) id: e891e4708b (このIDを非表示/違反報告)
ケグリ - 1と2はないんですか? (2020年6月23日 7時) (レス) id: e62c0e2ca9 (このIDを非表示/違反報告)
白猫 - とても面白くて一気に読んでしまいました。笑 更新楽しみに待ってます! (2020年6月9日 3時) (レス) id: 324236a98a (このIDを非表示/違反報告)
焼肉のたれ侍(プロフ) - みみたさん» コメントありがとうございます!これから多分誰も予想しない結末が待ってると思います。 (2020年5月5日 9時) (レス) id: e891e4708b (このIDを非表示/違反報告)
みみた(プロフ) - 嫌な予感しかしなくて…笑笑 紅一点ものってだいたい脱退で終わるので悲しい結末にならないでくれた願います (2020年5月5日 1時) (レス) id: da72a115e8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:焼肉のたれ侍 | 作成日時:2020年3月25日 22時

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