第六話 ページ9
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昼前には家事を終え、読書に勤しんでいると、だいぶ日が傾いてきた。
青く澄んでいた空は茜色に染まり、雲も光を受け、言い表しようのない不思議な色で美しいグラデーションになっている。
つい最近までこの時間は明るくて暖かかったのにとしみじみ思いながら、強めの風で落ちた葉の片付けにかかる。
すると風が勢いよく吹いて落ち葉が舞い上がり、残り少ないキキョウの花が、フワッと音も立てずに静かに落ちていく。
あぁ、もう本当に1つしか無いな、と謎の喪失感に見舞われ、少しの間、動きが、思考が、停止した。
でも、と気持ちを立ち上がらせて、舞い上がってしまった落ち葉を集める。
ちょっとの間、落ち葉集めに取りかかっているとリーンとチャイムがなった。
この時間帯となるとあの人だろう。
はーいと返事をして、落ち葉がもう飛んでいかないようにごみ袋にまとめ、口をきつく縛る。
そそくさと庭の方から玄関まで向かっていく。
「こんにちは、いや、こんばんは?」
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これからやばい。(お話が)
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れーと - mさん» 全然考えてませんでした。作ったあとにテレビでCM見て、「あ、やべ。」ってなりました。なんかすっとタイトルできたーって思ってたけど影響されてたんですかね(笑)小説の内容には関係ないです。 (1月21日 15時) (レス) id: 52d6184189 (このIDを非表示/違反報告)
m - 題名って「あの花が咲く丘で君とまた出会えたら」っていう小説を参考にしていますか? (1月20日 22時) (レス) id: 6aa59209ba (このIDを非表示/違反報告)
れーと - ありがとうございますっ‼‼ (11月15日 17時) (レス) id: 18437b55a7 (このIDを非表示/違反報告)
あ - 面白いですね!!!! (11月15日 17時) (レス) @page9 id: 54b8b585c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:とーうえ れーと | 作成日時:2023年10月12日 20時