【ハイキュー】キキョウの花が咲く丘へ、今日も君に会いに行く【及川徹】

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そして姉はキキョウの花が好きだったとも語っていた。



口数が少なく、物静かな曾祖母だったが、姉については語る時は少し口調が明るかった。


確か、キキョウの花言葉は「永遠の愛」「誠実」「従順」、だったけ？




『私みたい………。』ポトッとこぼれでたのは、ただの素直な感想。




だったと思う。



なんでだったかよく分からないがちょっとだけこう思ってしまった。



もう、長らく彼と向き合って話せていない。



彼の夢は応援していたし、私自身、彼の活躍が自分のことのように嬉しかった。






だからこそ、それでも良かった。



私の優先順位なんて1番最後で良かった。




優しい彼は私がわがままを言ったらそれを優先してくれるだろう。



私自身そんなことは望んでいなかったので、今まで彼にわがままを言ったことがなかった。





別にそれでも良いのだ。


と自己完結していると空に雲が流れてきた。





そこで休憩に区切りをつけ、家事に取りかかった。

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