第三話 ページ5
朝食を食べ切るとすぐに家事に取り掛かった。
掃除、洗濯、料理。いつも通りの家事。
けど、今日は少し張り切って頑張った。
彼に褒めてもらいたくて。
不純な動機かもしれないけど、私がしたくてしていることだ。
便りによると、今日の夕方頃には日本に帰って来るそう。
休憩中に雲一つない、晴れ渡った空を仰いだ。
秋の空は高く、それでいて青く、澄んでいた。
そこでふと、キキョウの花を思い出した。
秋の空にキキョウは映えそうだ。
あのキキョウの花は、代々、うちの家で大事に育てられてきた。
一番最初に植えたのは、戦後すぐに生まれた、曽祖母だった。
正確に言えば姉に種をもらったとのことだ。
曽祖母の話によると年の離れた姉には、徴兵されている夫がいたらしい。
よくその人の話をしてくれたことが思い出に残っていると。
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れーと - mさん» 全然考えてませんでした。作ったあとにテレビでCM見て、「あ、やべ。」ってなりました。なんかすっとタイトルできたーって思ってたけど影響されてたんですかね(笑)小説の内容には関係ないです。 (1月21日 15時) (レス) id: 52d6184189 (このIDを非表示/違反報告)
m - 題名って「あの花が咲く丘で君とまた出会えたら」っていう小説を参考にしていますか? (1月20日 22時) (レス) id: 6aa59209ba (このIDを非表示/違反報告)
れーと - ありがとうございますっ‼‼ (11月15日 17時) (レス) id: 18437b55a7 (このIDを非表示/違反報告)
あ - 面白いですね!!!! (11月15日 17時) (レス) @page9 id: 54b8b585c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:とーうえ れーと | 作成日時:2023年10月12日 20時