第二話 ページ4
今日はいつもより元気が湧いてきた。
心なしか周りも輝いているように見える。
庭にある椅子についている朝露を拭き取り、目の前のテーブルに朝食を置いた。
便りが届いた。
大好きな彼が帰国してくるという、よい便り。
よいしょっとまだひんやりする椅子に腰かける。
ふと、顔をあげると海とキキョウの花が1つ、見えた。
私の家は辺りにほとんど何もない。
丘の上にポツンと取り残されたように建っていて、その奥には崖と海がある。
きちんと工事がされ、崖へは絶対に行けないが。
私は少しキキョウと海をボーっと眺めていたが、はっとして朝食に手をつける。
何故かいつもより少し苦い気がした。
まだ秋が始まったばかりだけど、朝は少し冷える。
キキョウの花も、もう1つや2つくらいしか残っていない。
彼に見せてあげられるかな、とほわほわ考えつつ朝食のトーストを頬張った。
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れーと - mさん» 全然考えてませんでした。作ったあとにテレビでCM見て、「あ、やべ。」ってなりました。なんかすっとタイトルできたーって思ってたけど影響されてたんですかね(笑)小説の内容には関係ないです。 (1月21日 15時) (レス) id: 52d6184189 (このIDを非表示/違反報告)
m - 題名って「あの花が咲く丘で君とまた出会えたら」っていう小説を参考にしていますか? (1月20日 22時) (レス) id: 6aa59209ba (このIDを非表示/違反報告)
れーと - ありがとうございますっ‼‼ (11月15日 17時) (レス) id: 18437b55a7 (このIDを非表示/違反報告)
あ - 面白いですね!!!! (11月15日 17時) (レス) @page9 id: 54b8b585c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:とーうえ れーと | 作成日時:2023年10月12日 20時