照れ ページ17
桃「神ちゃん?なになに〜?俺がカッコよくて照れちゃった系?」
バタバタとそばに寄ってくるのんちゃん…ヤバイそれ以上近寄らんといて。
緑「…あ」
赤「とも、真っ赤」
桃「え…」
赤「のんちゃんも真っ赤」
た、確かに…ちゅうもしたし、えっちさえしてしまっているのに…なんなん?俺、今更。
緑「の、のんちゃん…かっこええな…似合っとるよ」
桃「サンキュ」
青「なにやっとねん!お前ら中坊か!」
横から入った流星のツッコミ、みると流星も、学ラン…はぁぁ流星もかっこええなぁ。
緑「流星もにあっとるよ」
青「神ちゃんと、シゲも早う着てや」
白ベースに赤と緑でアクセントが入ったユニフォーム、ガッと掴むと俺らの前に突き出した。
桃「はぁ?何で流星にみせなあかんの?他の組は当日までのお楽しみや!神ちゃんとシゲのチアは赤組のもんやで、早う出てけや」
青「なんちゅうやっちゃ!望のドケチ!人でなし!」
ブツブツ言いながら教室を出ていく流星。
赤「ちょっと可哀想だったんちゃう?」
桃「ええねん!当日のお楽しみや、せやクラスのみんなもお楽しみにしとこ!今日は着なくてええよ」
良かったーーー!ホッと胸をなで下ろす俺ら…のんちゃんがコソッと俺に耳打ちをした。
桃「今日、寮の部屋お邪魔してってもええ?」
コクコクと馬鹿みたいに何度も頷く俺。
桃「そこで俺だけに見せてや…」
また、カァって、顔に熱が集まってきた。
なんなん…俺…バカみたいに照れて…。
のんちゃんが変に思うやろ…もう最後までいっとる言うのに。
桃「神ちゃん帰ろか」
着替えていつものブレザー姿ののんちゃん、少しだけホッとした。
短い帰り道のたわいない話…ふと、会話が途切れた。
緑「…あ」
自然にという程スマートではなかったけれど、のんちゃんの手が俺の手を包み込んで…いわゆる恋人繋ぎをらするもんだから、やっぱり…どうしていいかわからなくて顔をあげられなくなった。
桃「神ちゃん?」
緑「うん…」
返事だって不自然にぎこちない…きっとのんちゃんだって変に思うにきまってる。
桃「嫌?」
下を向いたままブンブンと頭を横に振った。
きっとのんちゃんは笑ってる…だって隣の空気はめちゃ温かい。
桃「は〜よ〜着て〜」
部屋に入ると途端に駄々をこねるように騒ぎ出したのんちゃん。
向こうを向いてもらい、渋々と短いスカートを履き、ワイシャツと下着を脱ぐとユニフォームを被った。
緑「き、着たけど」
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rik(プロフ) - ふうさん» ありがとうございます!!大好きと言っていただけて嬉しいです!順番に更新していきますね!! (2017年8月30日 10時) (レス) id: d865d0f00c (このIDを非表示/違反報告)
ふう - このお話大好きなので、更新がんばってください。 (2017年8月16日 21時) (レス) id: cbc26f730e (このIDを非表示/違反報告)
rik(プロフ) - ミリさん» ありがとうございます。なんか色々です!シゲちゃんも楽しみにしてて下さい。また暗くなったらすみません!どうぞ見捨てずにおつきあいくださいませ。 (2017年4月14日 17時) (レス) id: 70bb986956 (このIDを非表示/違反報告)
ミリ - 移行おめでとうございます これからも頑張ってください 続き気になります もしかしてシゲ… 応援してますっ (2017年4月13日 2時) (レス) id: 6fe3806900 (このIDを非表示/違反報告)
rik(プロフ) - 叶望0715さん» ありがとうございます。いつも読んでくださって有難いです!これからも見捨てずに付き合ってやって下さい。 (2017年4月12日 23時) (レス) id: 70bb986956 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:rik | 作成日時:2017年4月12日 20時