いつも一緒に 14 ページ24
流星が好きや…って言ってくれた。
夢やない…。
浮かれて、朝うっかり自分からキスなんてしてしまった。
恥ずかしくて合わせる顔があらへん…机に突っ伏したまま頭から教科書を被った。
『神ちゃん王子きたよ〜』
毎日の恒例…周りはもう違和感も何もないって言ってるけど、僕は未だに恥ずかしくて堪らない。
緑「い、今行く」
バサバサとカバンに教科書を詰めていると、隣に優しい気配。
青「急がんでもええのに」
今日も眩しい笑顔…ハァ…ホンマに王子やんなぁ…やっぱり隣に並ぶんは気が引ける。
一緒に河原を歩きながら話す…時折通り過ぎる人が、流星を見て感嘆の声をあげてゆく。
青「なぁ、今度望に選んでもらった服着てどっかいこ」
緑「お…おん」
青「何か…緊張しとる？」
してるに決まっとるやん！ガチガチに緊張してる俺の肩を抱く流星。
青「そうやまだ言うとらんかったな…神ちゃん」
緑「え？」
急に真面目な顔になる流星…やっぱカッコええ。
青「神ちゃん…俺と付きおうて下さい」
緑「僕でよかったら…」
青「よかった…絶対大事にするし」
何故だかヒソヒソ声になる僕ら、たぶんあれやねSNS警戒しとるんやね。
青「絶対離さへんよ…覚悟しといてや」
耳元で流星が言う…。
あれやな、胸がキュンキュンするとか言うの信じてなかったけどホンマやったんやな、そんでもって胸が苦しいわ…。
緑「んっ…」
青「ホンマに重い男やで…引かないでや」
緑「ええよ、僕も何も考えらない位、流星でいっぱいになりたいねん」
青「それは重症やな…」
緑「お互い様や…」
ふはは…ってどちらからともなく笑いが漏れた…。
青「まぁ取り敢えず…」
流星が手を差し伸べて笑う…それに応えるように手を重ねた。
青「いつも一緒に…いて下さい」
緑「よろこんで」
まるで…儀式のような会話は甘い誓約…。
きっと僕は流星から離れられなくなる…。
それは予感でなく確信…。
青「なぁ…」
流星がブレザーを摘んで持ち上げた…腕を引かれると…僕らは…。
制服の影に隠れて触れるだけのキスをした。
fin
りぃ様リクエストありがとうございました。
無駄に長くなった上に、ご要望にあまり応えられなくてすみません(;´Д｀)ぬお
また、宜しくお願いしますm(_ _)m
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キャラパリポーズナ - rikさん» あー！いいですね！舞台後の二人とか想像しただけで…関西jrとかとでもいいですし、jumpとかでも私的にはいいですね〜 (2017年6月29日 22時) (
レス) id: 88cef23244 (このIDを非表示/違反報告)
nozomi☆(プロフ) - rikさん» なるほど！分かりました！ありがとうございます！ (2017年6月29日 22時) (レス) id: 1cd1fddd86 (このIDを非表示/違反報告)
あいきゃん(プロフ) - rikさん» 分かりました！ ありがとうございます！ (2017年6月29日 13時) (レス) id: b68869654f (このIDを非表示/違反報告)
rik(プロフ) - あいきゃんさん» お問い合わせありがとうです。18歳以上であるということを設定から変更で設定してください。作者の作った一覧から飛べるように (2017年6月29日 10時) (レス) id: d865d0f00c (このIDを非表示/違反報告)
rik(プロフ) - nozomi☆さん» お問い合わせありがとうです。18歳以上の設定がしてあるようなら作者の作った作品一覧から飛べます。 (2017年6月29日 10時) (レス) id: d865d0f00c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：rik
| 作成日時：2017年4月7日 0時
