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「ほら、可愛ええやろ〜淳太！相手して貰え…お前の事やから仕事が恋人なんつって忙しくしてるんちゃう？」
確かに…ここ最近は女性と、付き合うとか考えた事もないな…。
仕事がオモロいんやから仕方ないけどな。
照史がすまなそうな顔でこちらを見ている…俺に振られて居なければ、きっと照史が標的になっていたんやろうなぁ。
これさえなければ、この飲み会最高なんやけど。
「うわっ…可愛ええ…社長がいらんかったら、俺に回して下さいね」
小瀧の奴…酔うとるのか？
相手は子供やのにデレ〜とした顔で、下心丸出しやないか。
「いや、お前には渡さへんて…」
そう言うと、ギャラリーがワァと湧き上がった。
「珍し！淳太が！」
「ついに目覚めたか！」
男の子の方を振り向くとニコリと笑い、いそいそとこちらに駆けてくる。
「とも！そそうの無いようにな」
どうやら名前は『とも』と言うらしい…僕の座っているソファの前にくるとその場所に膝まづいた。
「え…？」
事もあろうか…そのまま僕のベルトに手を掛けカチャカチャと外し出す。
「な…何をするんや」
そんな僕の背後から先輩の恐ろしい言葉が降ってくる。
「淳太…何ってナニするしかないやろ？あっはっは…」
すっかり出来上がってる渋谷先輩が高らかに笑う。
「ちょ…やめ…やめろや！！」
思わず出た大声に、目の前の小さな子はビクリ…とすくみ上がった。
「…あ」
じんわりと瞳が潤んでくる……あ…泣いてまう。
「ご…ごめん！ごめんな！こんな事せんでええから！！」
急いでそう取り繕うと、それでもやっぱりおどおどしながらコクリと頷いた。
『す、すいません！こいつ何かヘマでもしましたか？おい！なにやっとるんや！』
そのまま、有無を言わさずに頬を殴りつけた。
ガシャンと後ろに倒れた『とも』は、ポカンした顔でこちらを見ている。
「別にこの子が悪いわけでは…」
『ホントにすいません…』
『とも』の頭を片手でグイと下げペコペコと謝る…その姿に
何故だか言いようのない怒りを覚えた。
「あんた…この子の父親か？」
『はい…』
「いつもこの子にこんな事をさせてんのか？恥ずかしく無いんか？」
『…それはこっちの勝手ですわ』
「こんな小さな子に…」
『お客さんあっての商売ですから』
「僕らのせいやって言うんか」
『そんな事は…』
「もうええわ！この子いくらでここに来させとるん？」
「3万やで淳太」
………そんなはした金で。
気がついたら手が勝手に動いとった。
「わかった、百万円で僕が１ヶ月この子を買いとるわ」
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rik(プロフ) - 神ちゃんがホンマの神様さん» ひぇ！！ありがとうございます！そんな所を間違えるなんて…ご指摘ありがとうございました！治しましたー (2018年1月31日 19時) (
レス) id: d865d0f00c (このIDを非表示/違反報告)
神ちゃんがホンマの神様 - １０話のとも「自身」が「自信」になってますよ〜。口出しすみません。m(__)m (2018年1月31日 18時) (レス) id: 381c1a5a57 (このIDを非表示/違反報告)
rik(プロフ) - Kananさん、大好物ですか？（笑）よかった！！好きと言ってくださってありがとうございます(^-^)嬉しい！頑張って面白いものにしたいと思います！次からも宜しくです。 (2018年1月26日 17時) (レス) id: d865d0f00c (このIDを非表示/違反報告)
Kanan(プロフ) - ありがとうございますありがとうございます（涙）大好物の予感しかしません( ´∀｀)rikさんの作品全部大好きです！ (2018年1月26日 14時) (レス) id: 087bd927e3 (このIDを非表示/違反報告)
rik(プロフ) - 神さん» 神さん！ありがとうございます。好きなコンビですか！！神さんをガッカリさせないように頑張りますね！これからもよろしくお願いします(^-^) (2018年1月26日 13時) (レス) id: d865d0f00c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：rik
| 作成日時：2018年1月25日 17時
