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考え始めたら止まらない…すぐにでもともに会いたくなった僕は、必死で仕事をこなし…どうにか定時で上がる目処をつけた。
帰りにともの好きな可愛いゼリーを買って準備は万全。
カチャリとドアを開け帰ってきたことをアピールするが、いつもの様にバタバタと駆け寄ってくる気配がない。
ん？……どうしたんや…まさか居らんとか？
焦って部屋のドアを開けると、ベッドの中で丸まって眠っているともの姿。
「…なんや…居るやん」
眠っとるんやろうか？もこもこのパジャマの上に更にもこもこした抱き枕を抱いているものだから 一見なにがなんだかわからん可愛ええものになっとる。
「ともただいま〜」
ぎゅっと抱きつけば「…んうぅ」と苦しそうなうめき声が聞こえた。
「どうかしたんか？」
布団を捲り上げると丸くなってぎゅっと拳を握りしめている、苦しそうなともの顔。
「とも！！ばあや！！ともが！！」
僕の声に何事かと、バタバタとかけてくる。
「ぼっちゃま！いけません！ともさまから離れてください」
「…え？」
まさかの僕が怒られるパターン…なんでや？
「ともさま…大丈夫ですか？」
ばあやの問いかけに苦しそうに頷くとも。
「もしかして…とも具合が悪いとか」
僕の様子に呆れた…と言わんばかりのばあやの態度。
「ほんとに坊っちゃまときたら…原因はあなたですのに」
僕とともの間に立ちふさがったばあやが説明をはじめた…その…なんとも恥ずかしいわけを…。
「…そ、それでともはトイレも行けへんの？」
ともの方に向き直ると顔を真っ赤にして枕に顔を埋める。
「ご、ごめん…」
つまり…調子づいた僕のせいで…ともの腰が立たなくなったと…けど、今回はすぐに気がついたばあやが世話をしてくれて事なきを得たというわけなんやな。
お仕置きがともの中でトラウマにならないとええんやけど。
「ホンマにごめんな…とも」
しょぼんと俯いたまま謝れば、コロンと身体ごとこちらに向き直ったともが笑う。
「怒ってないんか？」
イタズラっぽく笑ったともがコクコクと小さく頷いた。
「次は気をつけるな」
おでこにそっと唇を落とせば、少しだけ顔を赤らめる…ホンマに可愛ええ。
「くまさんのゼリー買うてきたけど…」
「…ぇ」
今日のともは色気より食い気らしい…可愛らしく輝いた瞳に黄色い箱を見せれば、反射的に起き上がろうとして腰の痛みに顔を歪めた。
「ああ！ほらほら…寝たままでええよあ〜んしたるよ」
ああ…僕の今の一言でともに耳と尻尾が生えたのが見えたわ。
ホンマに素直で可愛ええ子…。
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rik(プロフ) - 神ちゃんがホンマの神様さん» ひぇ！！ありがとうございます！そんな所を間違えるなんて…ご指摘ありがとうございました！治しましたー (2018年1月31日 19時) (
レス) id: d865d0f00c (このIDを非表示/違反報告)
神ちゃんがホンマの神様 - １０話のとも「自身」が「自信」になってますよ〜。口出しすみません。m(__)m (2018年1月31日 18時) (レス) id: 381c1a5a57 (このIDを非表示/違反報告)
rik(プロフ) - Kananさん、大好物ですか？（笑）よかった！！好きと言ってくださってありがとうございます(^-^)嬉しい！頑張って面白いものにしたいと思います！次からも宜しくです。 (2018年1月26日 17時) (レス) id: d865d0f00c (このIDを非表示/違反報告)
Kanan(プロフ) - ありがとうございますありがとうございます（涙）大好物の予感しかしません( ´∀｀)rikさんの作品全部大好きです！ (2018年1月26日 14時) (レス) id: 087bd927e3 (このIDを非表示/違反報告)
rik(プロフ) - 神さん» 神さん！ありがとうございます。好きなコンビですか！！神さんをガッカリさせないように頑張りますね！これからもよろしくお願いします(^-^) (2018年1月26日 13時) (レス) id: d865d0f00c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：rik
| 作成日時：2018年1月25日 17時
