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「…んっ」
昨晩は久々に盛った気がする…隣で死んだように眠っているともを見ると自然と顔が綻んだ。
ホンマに…こんな気持ちになるのはいつぶりやろう…。
♪〜
「はい中間です…ああ、小瀧……ああ分かったすぐ出社する」
チラリとともをみると目を覚ます気配は全然ない。
「起こすのも…可哀想やな」
素早く着替えを済ませると、とものおでこにキスをひとつ落として部屋を後にした。
「ここ、違っとるから直しといてや」
バサりと小瀧に書類のファイルごと押し付けるとパソコンに向かった。
『ああ…昨日は楽しかった…』
仕事中だと言うのに思わず頬が緩む。
「昨日はお楽しみだったんですか？顔…ニヤけてますよ」
「う、煩い！そんな事より早うせい」
そう言うとですく前に立った小瀧はニヤリと笑い「出来てますよ」と書類を返してきた。
相変わらず侮れんやつ…。
「よろし」
書類を受け取り間違いがないことを確認し捺印する。
「さて…と、お前のお陰で早く片付いたわ、昼飯でも行こか？今日は奢ったる」
「ホンマですか？」
その言葉に小瀧はまるで尻尾でも生えているんじゃないか…って言う位の反応を見せた。
こういう所はまだまだ子供やんなぁ。
いつもの店に入りランチを注文すると、小瀧がなにやらこしょこしょと声を潜めて話しかけてくる。
「でも、本当に昨日はお楽しみだったんじゃないんですか？あの後渋谷さんたち大盛り上がりしてましたよ、中間にも春がきた！…って」
「あの人たちはそういうの大好きだから放って置いてええんや」
「そんなもんなんすかねぇ」
食後のコーヒーをすすりながら納得がいかないと言った感じの小瀧がこちらをジッとみている。
「なぁ、小瀧…とも…いや、あの子の事少し調べてくれへん？」
こういう事が大好きな小瀧は目を輝かせ二つ返事でOKをだした。
「任しといてください！そういう事自分大得意ですから」
ハハッ…と笑って誤魔化した体はあったが、取り敢えず小瀧に任せておけば間違いないだろう。
「そろそろ社に戻ろうか」
席を立とうとした所で、着信音が鳴った…めったにかかってこない自宅からの電話。
「もしもし…ばあや滅多な事では電話はしてくるなと………え？ともが？…どういうことや…おん…わかった…すぐ戻る」
携帯を切ると上着をもって立ち上がる。
「小瀧…急用だ、僕は一端家に戻る、今日は急ぎの案件は無いはずだから後はお前に任せる」
「…え？」
小瀧の前に千円札を三枚置くと慌ただしく店を後にした。
「……今…とも……って言うたよな…絶対」
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rik(プロフ) - 神ちゃんがホンマの神様さん» ひぇ！！ありがとうございます！そんな所を間違えるなんて…ご指摘ありがとうございました！治しましたー (2018年1月31日 19時) (
レス) id: d865d0f00c (このIDを非表示/違反報告)
神ちゃんがホンマの神様 - １０話のとも「自身」が「自信」になってますよ〜。口出しすみません。m(__)m (2018年1月31日 18時) (レス) id: 381c1a5a57 (このIDを非表示/違反報告)
rik(プロフ) - Kananさん、大好物ですか？（笑）よかった！！好きと言ってくださってありがとうございます(^-^)嬉しい！頑張って面白いものにしたいと思います！次からも宜しくです。 (2018年1月26日 17時) (レス) id: d865d0f00c (このIDを非表示/違反報告)
Kanan(プロフ) - ありがとうございますありがとうございます（涙）大好物の予感しかしません( ´∀｀)rikさんの作品全部大好きです！ (2018年1月26日 14時) (レス) id: 087bd927e3 (このIDを非表示/違反報告)
rik(プロフ) - 神さん» 神さん！ありがとうございます。好きなコンビですか！！神さんをガッカリさせないように頑張りますね！これからもよろしくお願いします(^-^) (2018年1月26日 13時) (レス) id: d865d0f00c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：rik
| 作成日時：2018年1月25日 17時
