遅れてきたサンタクロース 8 ページ33
のんちゃんが向かったのは寝室で、僕は優しくベッドへと降ろされた。
緑「のんちゃ…ご飯冷めてまう」
桃「冷めても美味いって知ってる…だから…今はセンセが食べたい」
緑「…あ」
のんちゃんのキザなセリフに一気に恥ずかしさが襲ってくる…けど、のんちゃんの想いに応えたいから…。
緑「ど…どうぞ…食べてや…んっ…」
精一杯虚勢を貼って平静を装って答えたけれど、きっともうのんちゃんには僕がもういっぱいいっぱいなんやってバレてしまっているんやろうな。
緑「…ふぁ…ぁ…んっ…」
こうしてキスしている時でも、のんちゃんに追いついていけてないし…きっと好きだっていう気持ちだって溢れてしまっているから。
緑「…ふっ…んっ…のん…ちゃ…もっ」
キスひとつで追い詰められて…お酒も入っていないのに勝手に熱くなる身体は自分でも…もう止められない。
桃「センセ…好き…なぁ…ええ？」
緑「んっ…僕も…好きゃあ…のんちゃ…」
勝手に流れてきた涙が頬を伝う…涙ながらに「して…」と訴えれば…一層強く抱きしめられた。
桃「センセ…絶対大事にする」
緑「んっ…嬉し…」
もう…こんな幸せでええんやろうか…って気分でのんちゃんに抱かれている自分。
緑「やぁ…ぁ」
久しぶりの行為はめちゃめちゃ痛くて…歯を食いしばって痛みに耐えて…でもそれでも幸せで…。
桃「センセ……っ…好き」
のんちゃんの「好き」を耳元で吐息混じりに囁かれれば、これ以上はもう何も望まない。
…もうきっとこれ以上に幸せなクリスマスなんてないやろう。
こんなに幸せすぎてバチがあたったりせえへんかな？
神さま…僕は幸せになれるんかな…？
緑「うぁ…っああ」
折れるんじゃないかってくらいの強い力で腰を抱かれて…のんちゃんの愛情を身体で受けた。
行為が終わった後も離れたくなくて、力の入らない身体でのんちゃんにしがみつく。
桃「センセ…もう大丈夫や」
緑「…ふっ」
桃「何処にも行かんから…俺」
緑「………っ」
桃「もう…１人で泣かんでええから」
な…なんでのんちゃんは、僕の弱いとこばかり突いて来るんやろう。
そんな事言われたら…止まる涙も止まらへん。
ボロボロと泣き続ける僕の背中をずうっと撫でてくれるのんちゃんに、初めて…この人に頼ってもええんやって思えた。
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rik(プロフ) - 流智LOVE(智洋にデレ期？！)さん» コメントありがとうございます！ツィ見れないって方何名かいらっしゃったみたいなのでこちらに移行させようかなと思います！ちょっと、待っててください！因みにかみしげじゃなくてりゅかみでした(´･×･`) (2019年10月4日 20時) (
レス) id: d865d0f00c (このIDを非表示/違反報告)
流智LOVE(智洋にデレ期？！) - はじめまして！あの私Twitter見れないんです(T_T)なのでぜひこちらに移してほしいです！これからも頑張ってください！ (2019年10月4日 17時) (レス) id: db4b56f1e4 (このIDを非表示/違反報告)
rik(プロフ) - ほのかさん» うわゎ！あ、ありがとうございます！！！ほんとにこんなケアレスミス…お恥ずかしい。言ってくださって良かったです！どんな羞恥ぷれいかと…。懲りずにこれからもよろしくおねがいしますねー。 (2018年1月2日 15時) (レス) id: d865d0f00c (このIDを非表示/違反報告)
ほのか - おせっかいだったらすみません・・・「遅れてきたサンタクロース」の部分のお話が９ではなく１０になってしまっていますよ。 これからも更新頑張ってくださいね! (2018年1月2日 15時) (レス) id: da2d0b67d7 (このIDを非表示/違反報告)
rik(プロフ) - いつも読んでくださってありがとうございます。マイページの設定の所の一番下の所から年齢確認をして頂くと出てくると思います。よろしくお願いします。 (2017年10月8日 14時) (レス) id: d865d0f00c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：rik
| 作成日時：2017年9月29日 15時
