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恋の試練 10 ページ20

けど、最近の亮さんはホンマに何か悩んどる、


緑「なぁ亮さん…ホンマに大丈夫なん?」

亮「実は…少しだけヤバい事になっとんねん…智洋に頼んでもええかな…」

緑「ええよ!僕、亮さんの為なら何でもするよ」



……そう何でも…亮さんの助けになるなら。







その日は僕の方が授業が終わるのが早くて、先に家に帰った…後から帰ってくる亮さんの為に食事の用意をする。



ひと通り終えた所でガチャリとドアの開く音がした。

緑「お帰んなさい亮さん…え?」

『こんにちは…』

顔を上げると全然知らない人…いや、この人確か亮さんのお友達やったはず。


『寝室…いいかな?』

そう言って上がり込むと同時に寝室へと行ってしまった。







緑「ちょっと待ってください、何なんですか?あなたは」

後を追って寝室のドアを開けると途端に腕を掴まれ強い力でベッドに叩き付けられた。




緑「…痛っ…何するんですか!!」



『あんなぁ…亮なぁお金ないんやて…お金必要なんやて…わかるやろ?』



緑「言ってる事の意味が……」

『お前…鈍いな…売られたのお前、俺は亮にお金払ってここに居るの』



緑「…え?ちょっ…やっ…やめ!冗談は」

『冗談で人のモンに手なんか出すかい…大人しくしてや』

両手を頭の上で押さえつけられ、腿の辺りに体重をかけられ身動きが取れなくなる。


緑「…やっ」

Tシャツの下から潜り込んで来た掌と、首筋を舐めあげられて、全身が総毛立った…。


緑「りょ…さ…助け…っ」





………きっとこれは……悪い夢だ…。





『亮の為やで…』


耳もとでそう囁かれると…動けなくなった。



緑「…やぁ…やだぁ……ひぅっ!」


全身をくまなく舐められて…嫌悪感しか湧かなかった…嫌なのに…こんなのダメなのに…なんで反応してしまうん?


緑「んっ…ぁあ…やっ」

亮さんに慣られた身体が、違う人でも反応してしまうん?



『やっぱ亮の言ってたとおり…めっちゃ可愛ええなぁ…それじゃ入れるで』


緑「えっ…うそ!やだやだっ!!嫌や!それだけは堪忍して」


『何言ってんだよ今更…』


緑「…いや…いやっ…あっ…やぁ…やだああああ…」



…今……自分の身体の上で動いている男は…亮さんじゃない。




きっと……これは…悪い夢や…。








『乱暴にして悪かったなぁ…じゃ俺これで帰るわ』


ガチャリとドアが閉まる音で…はじめて…終わったのだと分かった。





涙が溢れて止まらなかった…。



緑「…りょぅ…さぁん…」





……もう…僕には……ボロボロと泣きながら亮さんの名前を呼ぶ事しか出来なかった。

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rik(プロフ) - 流智LOVE(智洋にデレ期?!)さん» コメントありがとうございます!ツィ見れないって方何名かいらっしゃったみたいなのでこちらに移行させようかなと思います!ちょっと、待っててください!因みにかみしげじゃなくてりゅかみでした(´・×・`) (2019年10月4日 20時) (レス) id: d865d0f00c (このIDを非表示/違反報告)
流智LOVE(智洋にデレ期?!) - はじめまして!あの私Twitter見れないんです(T_T)なのでぜひこちらに移してほしいです!これからも頑張ってください! (2019年10月4日 17時) (レス) id: db4b56f1e4 (このIDを非表示/違反報告)
rik(プロフ) - ほのかさん» うわゎ!あ、ありがとうございます!!!ほんとにこんなケアレスミス…お恥ずかしい。言ってくださって良かったです!どんな羞恥ぷれいかと…。懲りずにこれからもよろしくおねがいしますねー。 (2018年1月2日 15時) (レス) id: d865d0f00c (このIDを非表示/違反報告)
ほのか - おせっかいだったらすみません・・・「遅れてきたサンタクロース」の部分のお話が9ではなく10になってしまっていますよ。 これからも更新頑張ってくださいね! (2018年1月2日 15時) (レス) id: da2d0b67d7 (このIDを非表示/違反報告)
rik(プロフ) - いつも読んでくださってありがとうございます。マイページの設定の所の一番下の所から年齢確認をして頂くと出てくると思います。よろしくお願いします。 (2017年10月8日 14時) (レス) id: d865d0f00c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:rik | 作成日時:2017年9月29日 15時

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