標的3 俺の生活2 ページ5
夢主side
次の習い事は茶道
これも必要なのかわからない。
だが一生懸命やる。
お昼を食べて暫くするとピアノの先生が来る。
俺としては武術や剣術を習いたいものだ。
先生｢今日も上手に出来ましたね。ではまた3日後に会いましょう。｣
｢はい。さよなら。｣
考え事をしていたら終わったみたいだ。
5歳児にこんなに習い事をやらせる家庭も珍しいが次期当主なので仕方が無いと思ってる。
水奈｢龍水〜！ご飯よ〜！｣
｢はーい。｣
俺はリビングに向かう
ここからリビングまでは約5分
おかしくね？と思った方は思い出して欲しい。
ここは世界トップクラスの財閥、雲雀家だということを。
東京ドームの広さは余裕である。
それほどまでに広いのだ。
｢母様！ご飯は何ですか？｣
水奈｢今日はおろしハンバーグよ！｣
｢やったー！｣
ちなみに俺は母様と呼んでいる。
そう呼ぶように小さい頃に仕込まれた。
あと俺の好物はハンバーグ。
雲雀さんの好物と同じ。
水奈｢手を洗っておいで｣
｢はーい。｣
俺は洗面所に向かう。
そして着物の裾を捲し上げて手を洗う。
立てるようになってからずっと着物で過ごしてきた。
最近は洋服よりも和服の方が着心地が良くなってくるほどに沢山来た。
パーティーに行く時も全員着物だ。
｢母様。洗ってきたよ。｣
水奈｢じゃあ食べましょうか。｣
｢うん。｣
ああ。今日も美味しい。
そうだ。戦う術を知りたいならせっかく初代メンバーを呼び出せるようにしたから初代メンバーに頼んだら良いんじゃないか？
よし。そうと決まれば早く部屋に行こう。
でもその前にイタリア語を初代メンバーに習おうかな。
他の国の言葉は本を見て勉強しよう。
｢ごちそうさまでした。母様お願いがあるのですが···。｣
水奈｢なに？｣
｢フランス語と中国語の本が欲しいです。｣
水奈｢他の国の言葉を勉強したいの？｣
｢はい。本ならば習い事と習い事の間に読めるので本がいいです。｣
水奈｢そう。それなら買っておくわ。ピアノの先生が来るまで１時間今日はかかるそうなので部屋でゆっくりしていなさい。｣
母様は微笑んで俺に言った。
｢はい！｣
俺も笑顔で返事をする。
そして部屋に戻ってきた。
｢ボンゴレプリーモよ。ここに姿を表わせ。｣
ボフンッ
煙がまった。
｢けほっけほっ｣
ジョ｢どこだ？ここは？｣
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