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あれから数時間経ったけど
風磨くんは何も話してもくれない。
私、何かしちゃったのかな？
男の子ってよくわからないや。
[ みんなー！そろそろ帰る用意しよっか！]
ギリギリだけど、ノルマは達成。
その代わりもう20時前だけどね…笑
なんか、夜の学校で文化祭準備って
青春みたいで嬉しい。
「私、トイレ行ってくるねー！」
なんか暗くて怖いけど
新鮮でワクワクしてきちゃった。笑
トイレまで来たのはいいけど
帰り方がわかんなくなっちゃった…
暗いから尚更よくわからなくて
さっきまで呑気だった自分を殴りたい…
そしてこのタイミングで
誰かの足音が聞こえてきた。
どうしよう無理怖い死ぬ！！！
誰か助けて！！！
そんな私の願いも虚しく
[ おい。]
どうしようもう私死ぬのかもしれない…
「お母さん…昨日プリン食べてごめん...」
謎の物体が目の前に来た、
私は決死の覚悟で目を閉じてしゃがんだ。
[ お前1人でなにしてんだよ…遅えから心配した。]
「ふ…うま…くん？」
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作者名：李果 | 作成日時：2018年9月5日 3時
