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午前中風磨くんと血眼になって探したんだけど
タイミングが悪いのか全く見つからず…
[ あんた達なにやってたのよ！もう！]
[ うるせーなお前こそいなかったくせに！]
このありさまです。
それからと言うもののさおりちゃんはもう必死
風磨くんも超超超必死。
ここまで真剣になってくれるの嬉しいなあ。
「ねえさおりちゃん、風磨くん
2人のことが大好きだよ。ありがとう。」
素直な気持ちを伝えた。
だって本当に嬉しかったから。
[ …ねえほんとにかわいい！私も好きー！]
抱きついてくるさおりちゃん、
[ お、おう…]
少し耳を赤くした風磨くん。
[ あれーふまたんは照れてるんでちゅかー？]
[ うっせ！誰がふまたんだ！アホ！]
[ ええ〜？赤くなっちゃって？♡ ]
やっぱり2人はお似合いだなあ。
私もこんな風に彼と笑い合える日が来るのかな？
[ うっせーな！それよりあれ見てみろよ！
あいつハゲの校長と走ってんぞ！]
[ うわ！誤魔化した！笑 ]
今行われている競技は借り人競争。
風磨くんの目線の先を見てみると
そこにいたのは、あの日の彼だった。
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作者名：李果 | 作成日時：2018年9月5日 3時
