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「ふう、、」
ようやく支度終わらせて再びドアを開けると、いかにも”外の匂い”というような冷気が顔を刺す。
JK「…遅い。」
壁に寄りかかっていたジョングク君は、ズボンのポケットに両手を突っ込んだまま、横目で私をじっと見る。
先ほど寒いと言ってたし、彼はてっきりうちにあがって待つのかと思っていたのに、なぜか中には入ろうとせず、うちの前でお行儀よく待っていた。
…いや、ていうか待つなら自分の部屋で待ってれば良くなかった？
と、いろいろ頭の中で考えながら、ガチャリと鍵を閉める。
私が鍵をバックにしまったのを見届けると、ジョングク君は黙って歩き出した。
階段から歩道に出ると、時間が気になって少し早歩きになる。
「…ねぇ、なんでこのアパートに越してきたの？」
せっかく待っててもらったんだし、無言は嫌だなと思って話しかける。
と同時に私の白い息が舞う。
前を歩くジョングク君は、一瞬ぴくりと反応したけど、こちらを振り返りはしなかった。
JK「…特に、理由はないけど、」
「…ふーん、そう。」
…ああぁぁ、、ごめんなさい。。
いくらそっちが不愛想だったからって、今のはそっけなさ過ぎたかも。。
そう思って反省するけど、声には出せない。
JK「…あのさ、なんでいつもそんなそっけないの？」
ふと、前にいたジョングク君が足を止め、くるっとこちらを振り返る。
「えっ、誰が誰に…？」
いきなりの不満そうな顔に、少しだけビビる私。
いや、すこーしだけだからね、、少しだけ。
JK「…Aが俺に。」
そう伏し目がちに言う彼は、私と目を合わせようとしない。
え、もしかして照れてるの…？
これって照れるシチュエーションなの…？
ジョングク君の反応が謎すぎて、理解についていけない私。
っていうか、今、名前を呼ばれましたよね？私。
……いろいろと唐突すぎて焦る…。
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JIN LOVE - ドキドキしながらお話を読ませてもらってます。これからの主人公とジョングクとテヒョンの進展が気になるところです！これからも更新がんばってください！ (2020年1月1日 11時) (
レス) id: 7edd2e40dd (このIDを非表示/違反報告)
りか(プロフ) - まいさん» こちらこそいつも読んでくださってありがとうございます！いつもお待たせしてしまいすみません…！(＞＜) (2019年5月23日 8時) (レス) id: 7f3f1e52e8 (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - 更新再開してくださってありがとうございます！とても嬉しいです！ (2019年5月23日 0時) (レス) id: 14d58fc984 (このIDを非表示/違反報告)
りか(プロフ) - shinov347さん» いつもお待たせしてしまい申し訳ありません！細々と更新は続けていきたいと思うのでよろしくお願いします！ (2019年5月22日 22時) (レス) id: eb723a42de (このIDを非表示/違反報告)
shinov347(プロフ) - もう更新はなされないのでしょうか。。？たのしみに待っています。作者様のペースでまた再開されることを願っております。 (2019年5月18日 21時) (レス) id: 7f3f1e52e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りか | 作成日時：2018年2月3日 20時
