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「・・ふう、」






先ほどの休憩から働き通しで、ようやく迎えたシフトの終わり。



今日はテヒョン君にいろいろ教えながらの作業だったから、余計に疲労が溜まって、今にも眠れてしまえそう。







「テヒョン君〜、Aちゃん送ってってくれない?夜遅いし心配だから。」







・・と、そんなソユン先輩の一言で一気に目が覚めた私。






ソユン先輩は愛らしい顔立ちと、いかにも女の人らしい体つきを合わせ持った、すごく綺麗な人。


ホソクさんと同い年の二つ歳上の先輩で、可愛いうえに性格もサバッとしながら優しいから、同じバイトの男の人はほぼ全員ソユン先輩にゾッコン。







HS「え〜〜Aちゃんは俺が送りたいのにいいぃぃ〜」






・・この方を除いては。







SY「なに言ってんのよ、ホソクはまだ上がりじゃないんだから。」






そう言ってくすっと笑うソユン先輩。、、ああ、かわいい。



これほどまでに可愛い人を、好きにならない人なんているのだろうか、、。そう思わずにはいられない。




・・なのになぜかホソクさんは私にこだわる。















TH「・・あ、送るんですね、わかりました。」





そう言いながら、裏口から出ようとしていた私の隣に並ぶテヒョン君。












ホソクさんとソユン先輩に挨拶してから外に出ると、朝とは打って変わった、ひんやりとした外気が私たちを包み込む。







「ごめんね、わざわざ。、、あの、別にいいよ?送らなくても。家、すぐそこだし。」






チラッとテヒョン君に目を向けてみると、なんだか下を向いてどこか一点を睨んでいるような、、




さっき中にいた時と比べて、纏ってる空気が重いっていうか・・。







TH「・・どっち・・?」







「、あ、えっと右・・。」







低めの声で聞かれれば、少し緊張してしまう。








・・なんか話しづらいなあ・・






この先うまくやっていけるかな、なんて考えながら、前を歩くテヒョン君の後を追った。







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設定タグ:ジョングク , 防弾少年団 , BTS   
作品ジャンル:恋愛
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JIN LOVE - ドキドキしながらお話を読ませてもらってます。これからの主人公とジョングクとテヒョンの進展が気になるところです!これからも更新がんばってください! (2020年1月1日 11時) (レス) id: 7edd2e40dd (このIDを非表示/違反報告)
りか(プロフ) - まいさん» こちらこそいつも読んでくださってありがとうございます!いつもお待たせしてしまいすみません…!(><) (2019年5月23日 8時) (レス) id: 7f3f1e52e8 (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - 更新再開してくださってありがとうございます!とても嬉しいです! (2019年5月23日 0時) (レス) id: 14d58fc984 (このIDを非表示/違反報告)
りか(プロフ) - shinov347さん» いつもお待たせしてしまい申し訳ありません!細々と更新は続けていきたいと思うのでよろしくお願いします! (2019年5月22日 22時) (レス) id: eb723a42de (このIDを非表示/違反報告)
shinov347(プロフ) - もう更新はなされないのでしょうか。。?たのしみに待っています。作者様のペースでまた再開されることを願っております。 (2019年5月18日 21時) (レス) id: 7f3f1e52e8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りか | 作成日時:2018年2月3日 20時

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