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「・・ちょっ、と待って。」






私の声に、洗濯を再開しようとしていた手を止め、こちらを振り返るジョングク君。


私を見つめる目は少し見開かれ、固まっている。




さっきまで乗り出すと危ないなんて言ってた人がいきなり乗り出して来たらそりゃ驚くよね・・。








JK「・・・なに。」








少しふてくされたような言い方をするけど、彼が私から目を逸らそうとしないあたり、ただ不器用なだけなんだろうなっていうことが伝わってくる。







「・・は、話してみようじゃない・・。折角だから・・。」







頑張って話しかけてみるけど、、もうなんでこんなにも可愛げのない言い方しかできないんだろう、私って・・。







・・人のこと言えないほど不器用だよ、私も。









JK「・・なんでそんなに偉そうなの」








なんて文句をこぼしながらも、ジョングク君はベランダの境目に詰め寄ってきた。





・・その横顔が少し楽しそうに見えるのは、私の気のせいだろうか。







・・・






優しい風が私の髪を微かに揺らす。









・・少し沈黙が流れる中、ここは私が話しかけるべきだと決心する。









「・・・そ、それで、、えっと、趣味とかは・・?」









JK「え、俺の・・?」









テンパり度全開な私の、いきなりのアホみたいな質問に、驚きと少し笑いを含みながら聞き返すジョングク君。




話し始めが「それで」とかおかしいし、そのうえ趣味聞くとか・・、残念過ぎる・・。






「・・うん。」






彼とは目は合わせずに話しているけど、今絶対泳いでるはずの目と真っ赤な顔を万が一にも見て欲しくなくて、俯いてしまう。




・・ただでさえジョングク君、若干含み笑ってたし。









JK「・・・趣味は色々あるけど、ダンスとか歌とかは、特別好き。」









隣からはっきりと声が聞こえた。





まっすぐなその声に、彼の好きという気持ちがしっかりと乗っているのを感じた。









・・やっぱり、彼はまっすぐな人だ。








彼の言動からそれが伝わってきた。









・・そう分かると、少し緊張してた心が緩くなった気がする。









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設定タグ:ジョングク , 防弾少年団 , BTS   
作品ジャンル:恋愛
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JIN LOVE - ドキドキしながらお話を読ませてもらってます。これからの主人公とジョングクとテヒョンの進展が気になるところです!これからも更新がんばってください! (2020年1月1日 11時) (レス) id: 7edd2e40dd (このIDを非表示/違反報告)
りか(プロフ) - まいさん» こちらこそいつも読んでくださってありがとうございます!いつもお待たせしてしまいすみません…!(><) (2019年5月23日 8時) (レス) id: 7f3f1e52e8 (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - 更新再開してくださってありがとうございます!とても嬉しいです! (2019年5月23日 0時) (レス) id: 14d58fc984 (このIDを非表示/違反報告)
りか(プロフ) - shinov347さん» いつもお待たせしてしまい申し訳ありません!細々と更新は続けていきたいと思うのでよろしくお願いします! (2019年5月22日 22時) (レス) id: eb723a42de (このIDを非表示/違反報告)
shinov347(プロフ) - もう更新はなされないのでしょうか。。?たのしみに待っています。作者様のペースでまた再開されることを願っております。 (2019年5月18日 21時) (レス) id: 7f3f1e52e8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りか | 作成日時:2018年2月3日 20時

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