【wrwrd!】同居人増えました③【男主】 (ページ19)

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トントンたちと同じ家具屋へ

rbr「はぇーめっちゃ種類あるなぁ！」

「大体5万円くらいで選んでください。俺その辺にいるんで」

そういうと、わー、と散らばっていく彼ら
……既視感あるなぁ

かなり来る頻度が高いので、若干飽きてその辺の椅子に座る
ロボロとショッピ君はすぐに決まりそうだけど、コネシマが微妙だね

本で20分だし…結構かかるだろうか

syp「Aさん、決まったんでコレ…」

5分経ってショッピ君が一番に来た。
早くね？……まぁ決断力があるのは良いことだ

「早いね。もう少し見てきても良いんだよ？」

syp「……いや、Aさんと居ますよ。1人つまんないでしょうし」

「……そう？別に俺のことなんて気にしなくて良いのに。優しいね」

syp「……」

そんな彼が買うのはテーブルとイス。
それと少し小さめの棚。なんでもぷよぷよが楽しかったから自分でもいろんなゲーム買いたいらしい。
…俺のやつも貸してあげるのにな

syp「…Aさん、なんで恋人いないんすか？」

「え？どうした急に」

syp「しんぺいさんとトントンさんが少し話しているのを聞いたんです。特に女性とは限定してないらしいっすけど…。」

「あーなるほどね。…なんでかぁ……」
「皆に言ったかは忘れたけど、俺そんなに人が好きじゃないんだよね。……いや、好きじゃないっていうと語弊があるな。…人間関係が長く続いたことがほとんだないんだ。正直連絡とったりするのも面倒くさくて。一緒に居たいなぁって思う人もいないし。」

学校では、割とみんなと話すし連絡も取るけど
卒業後は連絡が途絶え、同窓会にもでず安否不明な人がいるよな
俺はその立ち位置。

syp「寂しく、ないんすか？」

………さびしい？

「…考えたことないな。俺は1人が好きだし……いろいろ経験がないか、と言われれば嘘だけど。きっと、君たちが今までで一番の付き合いになるんじゃないかな」