7話 ページ9
私とランス君は、一番乗りでゴールできたんだけど、人が続々とゴールしてきているのに、マッシュがまだ来ていない。
マッシュなら大丈夫だろうけど、まさかね。
ドォン!!
ドォンドォンドォンドォンドォンドォン!!!
すごい音が近づいてくると思ったら、マッシュが可愛い女の子連れて出てきた。
迷路ってなんだっけ。
「「「「かーえーれ!かーえーれ!」」」」
あ、ブーイング起こってる。
別にゴールしたからいいじゃんね。
そろそろ助けに入った方がいいかな。
「やめてあげてください!彼は悪くないんです」
一足先に助けが入ったみたいだ。
いらない心配だったかな。
マッシュもやるじゃん。
こんな短い時間に女の子連れてくるなんて。
「彼はこう言ったんです。」
「僕と結婚してくれって。」
「言ってない」
大胆だなあマッシュ。
ついにマッシュにも春が来たかあ。んふふふふ
は、つい気持ち悪い笑いが出てしまった。
「僕、浮気しないんで。ね、ハル」
いや知らねえよ。何の話だよ。
てか女の子に睨まれたよ。あんなに可愛い子に。
マッシュ絶対許さん。
「あいつと知り合いなのか。ハル」
『え?知り合いも何も。ほぼ家族みたいなもんだよ。』
「!」(ガーン
今世ではほぼずっと一緒にいるんだしね。
なんかショック受けてるんだけどこのシスコン。
『もう行くね!ばいばいランス君』
多分漫画とかだとニカッて効果音が着きそうな笑顔を浮かべて、なるべく穏便にマッシュの方へ向かった。
その後ろで耳まで赤く染めるランス・クラウンのことは、気づかなかったことにしてあげようと思う。
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モーリー(プロフ) - Mさん» ありがとうございます!勉強大変ですけど、お互い頑張りましょう!💪 (4月2日 19時) (レス) id: 0d623bc3a2 (このIDを非表示/違反報告)
M - 勉強の合間に見させていただいてます。最新話、ありがとうございます! (4月2日 11時) (レス) @page17 id: 25080f638b (このIDを非表示/違反報告)
モーリー(プロフ) - MR サナリアさん» こちらこそご質問ありがとうございます!! (4月1日 0時) (レス) @page11 id: 0d623bc3a2 (このIDを非表示/違反報告)
MR サナリア(プロフ) - おぉ〜なるほど! ありがとうございます!! (3月31日 22時) (レス) id: bd9c6547a2 (このIDを非表示/違反報告)
モーリー(プロフ) - MR サナリアさん» 作者は、呪いは呪いでしか払えないと言ったように、術式も術式でしか対抗できないと、勝手に解釈してるので、術式は魔法を防げるのに対し、魔法は術式を防げない、と考えてます。なので、この小説内では、魔法よりも術式の方が有利です。 (3月31日 22時) (レス) id: 0d623bc3a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:モーリー | 作成日時:2024年3月29日 0時