花弁が13枚 ページ14
厳かな門を潜りとある人に会いにいく
「や、A」
『お久しぶりです、五条先生』
東京都立呪術高等専門学校のある一つの教室、そこに彼はいた
「任務は順調そう？」
『ヤバヤバのヤバです』
「え、マジ？」
『マジです、マジヤバ』
先生の向かいの席に座りながらそう答える
『何があったのかわっかんないんですけど、非呪術師が呪物に名前付けて呼んでるんですよ』
「………………は？」
私の言葉に目が点になる先生
まぁ目、隠されてるからわかんないけど
『もうお陰で呪物に呪われてんのか呪力に当てられてんのか知らないんですけど、話通じないんですよ』
「………大マジでヤバいじゃん」
だからそうだって言ってるじゃないか
どうするのが正しいと思います？と聞くもなにか考えているようで、空返事を返される
「なんて呼ばれてた？」
『………緋翠』
.
.
『今日から体験入部させていただきます桜樹Aです！
マネージャー志望です！よろしくお願いします！』
ぺこり、とお辞儀をする
「し、しぁーす……」
あんぐり、と口を開けて、訳が分からないと言ったように返事をする烏野高校排球部
今なら私も同じ気持ちだ
なんでこうなった
まぁ、五条先生の一言が全てなんですけど
────「ま、要監視ってコトで。こっちも色々調べておくよ。影響がとくに強いの部活なんでしょ？入部したら？」
鶴の一声なのか悪魔の囁きなのか
いや多分後者だな
「いやあ、まさか桜樹さんが入部してくれるとは、嬉しいです
清水さんも、これで安心ですね！」
隣の武田先生が嬉しそうに言う
「……えぇ、改めて宜しくね、桜樹さん」
『……はい！』
やめろ、皆して嫌そうな顔をするな
.
部活終わり、コーチも顧問も体育館を後にした時、バレー部員に囲まれていた
「おい、どういうつもりだ」
『やだなー、敵意は無いって』
澤村が詰め寄って聞く
眉間にはシワがよっていた
『……昨日、正体バラしちゃったし、なんでこんな目になったかくらいは教えるよ』
だからどうどう、と澤村をなだめる
『今日から烏野高校バレー部マネージャー兼呪物及び非術師の監視役になりました、桜樹Aです
どうぞ、よろしくお願いします』
深い一礼をして、彼らを見上げた
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霜天(プロフ) - リムル=テンペストさん» 書いた当時はまだ名称変わってなかったので…今では結構グレーゾーンな名前かもしれなくてちょっとビビってますw (4月10日 17時) (
レス) id: 8077fe3d9d (このIDを非表示/違反報告)
リムル=テンペスト - ジャ●ーズwwww (4月9日 16時) (レス) @page6 id: 93fa3720ae (このIDを非表示/違反報告)
霜天(プロフ) - 日和さん» コメントありがとうございます！お話の更新は内容ごとに一気更新なのでその時までお待ちください！お話呼んでくれてありがとうございます！ (3月25日 15時) (レス) id: 8077fe3d9d (このIDを非表示/違反報告)
日和(プロフ) - また更新あるかな？楽しみにお待ちしてます！！！ (3月24日 16時) (レス) @page16 id: 382be6b823 (このIDを非表示/違反報告)
霜天(プロフ) - サラミさん» わー！ありがとうございます！ (2022年11月6日 13時) (レス) id: c24311492d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：霜天 | 作成日時：2022年8月28日 22時
