『サセン』 ▲第１章▼ (ページ9)

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▲第９話▼ ページ9

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社長「………なんで20分も遅刻したんだ？」

A「…………(泣)」

はい←

見てのとおり社長室に入った途端に説教ですよ

それも正座で

私、小説が始まってから怒られてばっかりじゃない？←

A「まぁ、いろいろな事情があったんですよ……
遅れてすみません

てか、あの……
足がそろそろやばいんですが……」←

社長「はぁ……しょうがない……

でも、まさか君がこの件を引き受けてくれるとは思ってもなかったよ」

え!?まさかの私の訴えは無視ですか!!!!

この体制で会話するとか社長って本当に鬼畜だわ!!!!!←

……そんなこと口にも出せないので

私は正座したまま社長と話すことにした

A「……最初はちゃんと私は断りましたよ

だけど、とある同期の白髪野郎がやれって殺気出して言われたのではるばるニューヨークから韓国に戻りました」

社長「白髪野郎って……

ロンくんのことか(笑)
彼は元気なのかね？」

A「昔と変わらず私に対しての扱いは最悪です」

社長「ははははっ(笑)

久々に会うから君たちは少しでも変わっているのかと思ってたけど相変わらずだ(笑)」

なんでこんなに笑われてるのか知らないけど

きっとバカにされてるな

社長はずっと笑っているため

私から本題に入った

A「EXOというグループを護ればいいんですよね？」

さっきから笑っていた社長の顔から笑顔が消えて真面目な顔つきになった

社長「本当に引き受けてくれるのか？」

A「はい

私なりに彼らを護れるように努力します」

社長「……あの頃よりサセンはひどくなっている

それでも彼らを護ることは出来るのか？」

ズキッ……

大丈夫

大丈夫

大丈夫

そう心の中で唱えてから

私は大きい深呼吸をしてから社長の方に向いた

A「護ってみせますよ」

そう言った途端

社長室のドアが開いた

社長「おっ!!!!

お前たちいいところで来たな!!!!」

ふと後ろを見ると

EXOのメンバーが入り口の前で立っていた

なかなか中に入ろうとしないため

なんでだと思ったら

!!!!!!!!!!!!

私は正座していることをすっかり忘れていた

よく見ると皆さん私の事を可哀想な目で見てらっしゃるじゃないですか←

きっと彼らの私に対しての最初の印象は悪いのだろうと

そう感じた瞬間だった

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