プロローグ ページ1
「な、なんでそんなことするの……?酷いよnameちゃん……ッ!!」
赤くなった頬を庇って、倒れ込む桃歌
愛くるしい美少女だ
細い腕に、白い肌、虹色に光る瞳……
誰もが守ってあげたくなる、理想の少女
__そしてそれをいじめる私……という設定
「おい、何やってんだよname!!また桃歌をいじめたのか!?」
胸ぐらを掴まれる
これは五条悟、超超超イケメンで名家のボンボン
桃歌のことが多分好き
私より弱い
『わ、私は何も……』
「……また嘘をつくんだね」
ため息を吐いて、こちらを睨む前髪
五条のような名家の産まれでは無いものの、こちらも天才
超超超イケメン、多分桃歌が好き
私より弱い
『嘘なんてついてないんですけど』
「……はぁ、もういいよ。行こう桃歌」
そう言って桃歌の手を優しくとる美人
家入硝子、そう、反転術式を他人に使える天才
私の方が強い
そして、今日も……
□□□
放課後、校舎裏にて
「チッ……あーむかつく、ほんっと役立たないわね、アンタ。早く消えてよ、あ、いや消えちゃダメだ!一生私のおもちゃだし!」
『はぁ……』
「何その返事、アンタさぁ、死にたいの?つか雑魚のくせに私に適うと思ってんの?いいわ、痛めつけてあげる」
そう言って、ニヤニヤしながら懐からカッターを取り出す桃歌
『呪具とかじゃないんだ』
「うるさいわね」
そのまま私にぶっさそうとしてきた
雑な攻撃を軽くいなしてボコボコに打ちのめす
『……はい、桃歌ちゃんの負け〜♡』
「ク、クソ……なんなのよあんたぁ!!」
『よっわぁ!ざこざこざぁーこ!弱すぎなぁい?大丈夫?それで呪霊払えてんの?これで3607戦3607敗だね?』
「う、うるさい……ずびっ」
『あれれ?泣き出しちゃった?かっわいそ〜……狙ってる男呼んであげよっか?五条と夏油どっちがいい?それとも家入?なんでもいいよ??』
「ぜんいん!!!ぜんいんよびなざいよ!!!」
『はいはい♡もしもーし?みんな元気〜?桃歌ちゃんボコっちゃった〜♡早く助けに来ないとこのまま食べちゃうぞ〜♡』
「ぐすっ、だずげでぇ……」
『きゃ〜!泣いちゃった〜♡』
そう、私がこんなクソザコに逆らわずいじめる振りをしてあげてる理由
___可愛いから、である
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ウェブサイト - 悟…….. (11月27日 21時) (レス) @page3 id: 052e7ba95e (このIDを非表示/違反報告)
ぽん - みんなの沸点の低さが−273.15なのと主人公の煽りスキルの高さがマッチしすぎてwwwwwwwwwwwwwwww一話二話と話を読み進める手が止まらないですwwwww (11月19日 13時) (レス) @page3 id: ff8cdafe8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:riizumi7 | 作成日時:2023年11月12日 12時