検索窓
今日:5 hit、昨日:1 hit、合計:7,237 hit

プロローグ ページ1

「な、なんでそんなことするの……?酷いよnameちゃん……ッ!!」


赤くなった頬を庇って、倒れ込む桃歌
愛くるしい美少女だ

細い腕に、白い肌、虹色に光る瞳……
誰もが守ってあげたくなる、理想の少女


__そしてそれをいじめる私……という設定


「おい、何やってんだよname!!また桃歌をいじめたのか!?」

胸ぐらを掴まれる
これは五条悟、超超超イケメンで名家のボンボン

桃歌のことが多分好き
私より弱い

『わ、私は何も……』

「……また嘘をつくんだね」

ため息を吐いて、こちらを睨む前髪
五条のような名家の産まれでは無いものの、こちらも天才

超超超イケメン、多分桃歌が好き
私より弱い


『嘘なんてついてないんですけど』

「……はぁ、もういいよ。行こう桃歌」


そう言って桃歌の手を優しくとる美人
家入硝子、そう、反転術式を他人に使える天才
私の方が強い


そして、今日も……

□□□

放課後、校舎裏にて

「チッ……あーむかつく、ほんっと役立たないわね、アンタ。早く消えてよ、あ、いや消えちゃダメだ!一生私のおもちゃだし!」

『はぁ……』

「何その返事、アンタさぁ、死にたいの?つか雑魚のくせに私に適うと思ってんの?いいわ、痛めつけてあげる」

そう言って、ニヤニヤしながら懐からカッターを取り出す桃歌

『呪具とかじゃないんだ』

「うるさいわね」

そのまま私にぶっさそうとしてきた
雑な攻撃を軽くいなしてボコボコに打ちのめす

『……はい、桃歌ちゃんの負け〜♡』

「ク、クソ……なんなのよあんたぁ!!」

『よっわぁ!ざこざこざぁーこ!弱すぎなぁい?大丈夫?それで呪霊払えてんの?これで3607戦3607敗だね?』

「う、うるさい……ずびっ」

『あれれ?泣き出しちゃった?かっわいそ〜……狙ってる男呼んであげよっか?五条と夏油どっちがいい?それとも家入?なんでもいいよ??』

「ぜんいん!!!ぜんいんよびなざいよ!!!」

『はいはい♡もしもーし?みんな元気〜?桃歌ちゃんボコっちゃった〜♡早く助けに来ないとこのまま食べちゃうぞ〜♡』

「ぐすっ、だずげでぇ……」

『きゃ〜!泣いちゃった〜♡』


そう、私がこんなクソザコに逆らわずいじめる振りをしてあげてる理由

___可愛いから、である

1話→



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (60 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
131人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦 , さしす組
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ウェブサイト - 悟…….. (11月27日 21時) (レス) @page3 id: 052e7ba95e (このIDを非表示/違反報告)
ぽん - みんなの沸点の低さが−273.15なのと主人公の煽りスキルの高さがマッチしすぎてwwwwwwwwwwwwwwww一話二話と話を読み進める手が止まらないですwwwww (11月19日 13時) (レス) @page3 id: ff8cdafe8b (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:riizumi7 | 作成日時:2023年11月12日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。