白猫の恋愛模様 (ページ32)

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恋愛模様　twenty-seven ページ32

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主人公side

聞き慣れた大好きな声が頭上から聞こえたと思ったら
腕をグイっと引っ張られた。

黒「ごめんな。この白猫借りるな？」

茉「ふふ、はーいどうぞ～笑」

蓮「、、、、」

『え？は？ちょっ！！！！』

私が話す間もなく黒尾さんに連れていかれる私

なんでこうなった？←

『黒尾さん、、？どうしたんですか？』

多分こっちは3年の教室。

バレー部のみんなが居る方に向かっているんだけど
、、なんか怒ってる？

黒「、、お前さ距離近くね？」

『、、？あ、蓮君ですか？勉強教えてたのであのくらい普通では、、？』

黒「、、、下の名前で呼んでんのかよ、、」(((ﾎﾞｿッ

、、、やめてよ、、自惚れたくない、、

そんなこと言われたら、、嫉妬してるんじゃないかって思っちゃうじゃん、、

黒「なぁ、、なんでそんな悲しい顔してんのA」

、、、部活の時とは違うすごい優しい声で私の顔を覗き込んで話しかけてくる黒尾さん。

『、、、やめてください、、』

黒「、、え？」

『そうやって優しくしたり、嫉妬してるみたいな素振りやめてください！！！、、自惚れたくないんです、、』

黒「、、自惚れてくれてもいいんですヨ。」

『、、適当なこと言わないでください。殴りますよ、、。』

黒「いや、急に物騒、笑」

黒尾さんが笑いながら私の頭を優しく撫でる。

、、泣きそう、、

黒「A。こっち向いて？」

、、私は黒尾さんの顔を見る

黒「好きだよ。A。俺の彼女になってくれませんか？」

『笑えない冗談やめてください、、』

黒「冗談でこんな事言うかよ。誰にも取られたくねぇんだよ。」

そう言って号泣する私を優しく抱きしめる。

黒「なぁ、返事は？」

『、、、ずるい、、、』

黒「ふは、聞きたいんですヨ。Aの言葉で。」

そう言って私を強く抱きしめる

『、、、私も好きです。優しくて誰よりもかっこいい黒尾さんが好きです、、彼女にしてくれますか、、』

30センチくらい上にある黒尾さんを見上げ想いを伝える

黒「ふっ、俺も好きだよA。」

誰もいない夕日が差し込む廊下で

私たちはどちらからともなく、、、初めてのキスをした、、、

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