【文スト】重力使いの初恋物語

#35分からない気持ち ページ35

｢…はぁ。｣


弾き終わると後ろから声をかけられた


中原｢Aてピアノ上手いんだな。｣


｢えっ！？中也、聴いていたの？｣


中原｢あぁ、悪い。綺麗だったから…。聴き入ってた。｣


｢ちょっと照れるな…。ありがとう。｣


私は少しはにかみながらも微笑んだ


中原｢っ…てか、Aの部屋ここになったのか？｣


｢あっ！そう、中也が帰ってくるの待ってたの。隣になったし挨拶しようと思って｣


私は椅子から立ち上がり中也の方を向いた


｢今日からよろしくね。あ！ピアノは迷惑になるし夜には弾かないて言うか、中也が居ない時に弾くから｣


中也がくすっと笑った
？私変なこと言ったかな？


中原｢なんでそんな遠慮すんだよ。お前のピアノ褒めただろ？俺がいる時も弾いてくれねぇか？｣


中也に真っ直ぐ見つめられる。
顔に熱が集まる。
そんな風に見ないで。また調子が狂う


｢っ…うん！｣


中原｢ありがとな。｣


お互い微笑み合う。
なんとなく甘い空間。中也の笑顔見るとさっきから心臓がうるさい。
なんなんだろう。

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