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#16結城家からの手紙 ページ16

三人で館内を歩いていると何やら行き交う人達の様子がおかしい


みんな忙しそうに走り回っている。


そして、1人の部下らしき人が私達の元に来た。


『太宰さん。姐さん。至急首領の元へお急ぎください。』


2人はさっきまでの優しい顔とは変わって真剣だった。



3人で森さんの元へ行くと既に中原さんとまだ知らない人が何人かいた。


森さんは椅子に座ていて。冷静な様子だが殺気があった。


森「君たちにはヨコハマの倉庫街に向かってもらう。こんなに早くバレるとはね。少し舐めていたよ…。」


私以外の人達もみんな冷静な様子。
私だけ理解出来ず。混乱していた。


森「結城家に我々が君を保護していることがバレた。返すように。と手紙が届いた。場所は倉庫街。時間は本日日没。」


嘘でしょ…。
私を捨てた人達の所に私は戻されるの…?
怖い。やだ…。やだ…。絶対に…。


「嫌だ。」


思わず声が出てしまった。
慌てて口を手で押さえる。


わがまま言っちゃ駄目だ。
こんなにも此処の人達に良くしてもらったんだ。迷惑をいつまでもかけてられない。


中原「安心しろ。誰もお前を結城家に渡す気なんてねェよ。」


「え…」


森「中原くんの言う通り。我々は君を結城家に渡すつもりはないよ。君が望むのなら別だがね。君は結城家に戻りたいかい?」



「いいえ、此処に私はポートマフィアに残りたいです…!!」


まだ、2日しか経ってないでも、ここの人達は皆優しくて、あんな辛いことがあったのに一緒にいるとそれを忘れさせてくれるほど楽しくて。暖かくて…


此処に居たい。


皆と一緒に居たい!


森「うん。いい返事だね。では、どんな手を使っても構わない。ポートマフィアで彼女を護る。相手をとことん潰してきなさい。」


森さんは首領らしく。
いつもの優しい雰囲気とは違った。




そして部屋から出る時に太宰さんが中原さんが言ってたカッコイイ台詞にぐだくだ言って
言い合いが始まったのは言うまでもない。

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設定タグ:中原中也 , 文スト , 双黒   
作品ジャンル:恋愛
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るー(プロフ) - 銀桜さん» 以前もコメントして頂きありがとうございます!頑張りますね! (2019年8月26日 0時) (レス) id: 89aa0da9a9 (このIDを非表示/違反報告)
るー(プロフ) - 土曜日更新できなくてすみません!バイトが忙しく土曜日の更新は難しいです……。その分日曜日更新できるよう頑張ります! (2019年8月25日 1時) (レス) id: 89aa0da9a9 (このIDを非表示/違反報告)
銀桜(プロフ) - え…夢主ちゃんも中也も可愛すぎる…続き楽しみです。更新頑張ってください! (2019年8月24日 0時) (レス) id: 1194b2a018 (このIDを非表示/違反報告)
るー(プロフ) - 降夜さん» わぁ!毎日も見て下さりありがとうございます!とても嬉しいです!更新頑張ります! (2019年8月21日 16時) (レス) id: 89aa0da9a9 (このIDを非表示/違反報告)
降夜 - 毎日見てます!面白い。更新頑張って下さい! (2019年8月20日 20時) (レス) id: 03f6bf06e7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:るー | 作成日時:2019年8月19日 1時

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