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Aside
今日も雑誌の撮影か
最近売れてきてるのが自分でも分かる
自意識過剰？それでもいい、全ては
__臣くんに会うため
でないとここまで頑張んない、
ファンには悪いけど、そういう女だから
マネ「A？もうすぐ雑誌の撮影同じ人が
挨拶に来るからー」
「はーい」
相手役は知らない、どうでもいい
臣くん以外興味ない。
ねぇ、臣くん。
もう、私には興味ない？
あのときは余裕ぶったけど、そうでもしないと
臣くんの中では好きになった女の子のうちの
1人に、私はなってしまうでしょう？
そんなの、嫌だ。
マネ「もうすぐ来るけど私はスケジュール確認
してるから、失礼な態度とったらだめだからね！」
「はいはい、分かってるよ〜」
私をなんだと思ってるの
それぐらいできますよーーーだ！
ｺﾝｺﾝ、ｶﾞﾁｬ
？「失礼しまーす」
急に聞こえたその声は、
聞き慣れていないはずなのにひどく懐かしい
「……っ！臣くん？」
臣「久しぶり、A
何年間も探しつづけてこんなに近くにいたなんて」
探してくれてたの？なんで？ねぇ、
私のことまだ好きなの？
声にならない疑問は臣くんの次の言葉に
よってなくなった…
臣「急すぎてあれだけど、
俺さ相当Aに惚れちゃってるらしい
気持ちが抑えられないんだわ、
A、愛してるよ」
抱きしめられてなにがなんだか分からないけど
「……遅いよ、もう」
臣「…っ、間に合わなかった？
お前の心はもうら他の男のもん？」
切なそうに言うもんだから私が苦しくなった
「ふふっ、好きな人の苦しそうな顔はこんなにも
胸を痛くさせるんだね」
胸を痛ませながらも
こんな状況を楽しんでる私はなかなかだと思う
臣「え？じゃあ」
「遅すぎるよ、おそすぎるけど、
大好きだよ、愛してるから私のの隣にいて？」
臣「はぁ、俺のセリフとんなよ、
男が言われてたらかっこ悪いだろ
…言われなくてもずっといるけどな」
「っ！うん！！」
そしたら、ずっと頭を撫でてくれた
安心するなぁぁ、、って、あ！
「撮影！忘れてた！！」
臣「少しはムード考えろよな」
呆れながらいってるくせに、口角が少し
上がってて、やっぱ好きだなぁって思った。
__ふと目が合ったあのときから、
物語は始まっていた。こうなることは、
なんとなく分かってたよ？
.
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作者名：瑠璃 | 作成日時：2017年7月27日 23時
