川村壱馬の双子の姉は______のかのじょ？ (ページ26)

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ー2年後ー

隆「ねえ臣みてよ、

このモデルさん最近女優業もやってる人

なんだけどさすごい美人で、

たぶん臣のタイプどんぴしゃだよ」

「あんま興味ないって、知ってるだろ？」

俺のどんぴしゃのタイプなんて

あいつしかいねぇだろ

まあ、隆二は知らなくて当然だけど

隆「そうだけど、Aって子なんだけど

臣のタイプだと思ったんだけどね～」

「A、、？」

隆「うん、そう。あれ、知り合いだった？」

「いや…」

偶然同じ名前なだけだよな。

健「そういや臣ちゃんいつからかそういうの

興味なくなったよね、もしかして…

俺のことすきになっちゃった？」

不安そうにでも少しうれしそうにいう

健ちゃんを見てこれほど

あきれたことはない。

隆「いやいや、どっちかっていうと俺でしょ」

いや、どっちもそっちもないでしょ

健「いや、俺やろ」

ってまだ言い合いしてる2人を無視してたら

ずっと笑ってた岩ちゃんが、

剛「臣さん、かなり久しぶりですけど

クラブ行きませんか？」

あれからあのクラブには行かなかった

あそこであいつに会っても

俺のものにはなんないから、

あいつのように

運命を信じているタイプじゃないから、

もう、少しだけあきらめてた

…気晴らしに行くか

「ん、いくわ」

剛「やった、臣さん最近元気なかったから

少し心配でしたけど、よかったです！」

たぶん、岩ちゃんだけじゃなくて

隆二も健ちゃんも他のみんなも

心配してくれてたんだろうな

俺がずっとAのこと考えて、上の空だったから

「ありがと、岩ちゃんもみんなも」

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