身体の弱いヨナの姉２【暁のヨナ】 (ページ48)

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海賊｢何てったって今度の俺らには心強い味方がいる!｣

貴｢..何にしろもう少し情報が必要ね｣

ギ｢私らにとってもこれは絶好の機会｣

ギガンは壁に飾っていた短めの剣を手に持った

ギ｢十数年この阿波の人間を虐げ腐った町にした
ヤン・クムジと役人どもを何としてもぶちのめし
この町を自由を取り戻す｣

ギガンは剣を机に刺した

ギ｢今度は私も剣を取ろう最後まで私について来な小僧共｣

海賊全『おう！！』

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海賊｢あーっヨナちゃんいいのいいの
ヨナちゃんは休んでて｣

キ｢そうですこのような仕事は私めが｣

海賊｢兄ちゃんすげーなァ右手だけ｣

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ヨ｢ル､ルーク～｣

海賊｢師匠ーっ武術を武術を伝授して下され!!｣

海賊｢俺も!｣

ル｢授業料一万リン｣

それに続きハクはAをバックハグしながら

ハ｢そうだなそれぐらいはもらわないと｣

貴｢何を言ってるの(汗)あとハク離して..｣

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ヨ｢ユン...｣

ユ｢ああーっそこの死に損ない何で大人しくしないの?
いい加減殺すよ!!(怒)｣

ジェハはうろうろしているヨナを見つけた

ジ(ほっとこ..)｢....｣

どうしてもほっとけなくなり

ジ｢ヨナちゃん町に偵察に行くんだけど一緒に来る?｣

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貴｢ハク(汗)｣

ハ｢なんですか?｣

貴｢私ここにいるの邪魔でしかないでしょ?
だから離してほしいのだけど(汗)｣

ハ｢邪魔じゃないです､前みたいに連れ去られないようにしてるだけです｣

ル｢姫様､諦めた方が良いかと(汗)｣

貴｢...わかったわ..｣

シ｢──あ､ヨナ...｣

キ｢本当か?｣

貴｢偵察に行ってたのね､集まった方がいいわ｣

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全員が船に集まった

Aはギガンに呼ばれギガンの近くに立っていた

ジ｢ただいま｣

ギ｢収穫は?｣

ジ｢..船長､Aちゃんおそらく決行の日は明後日の夜だ｣

海賊｢明後日...｣

ギ｢根拠は?｣

ジ｢売買する人間を集める店を見つけたんだ
そこは表向きは女性に割のいい仕事を提供している
だが実際は高く売れそうな女をどこかに搬送する場
人に頼んで店の者に聞いたここで働きたいという
若い美女がいるんだがいつまで募集しているのかと
店の者は明後日昼までと答えたそうだ｣

貴｢3日後..とも考えられるけどクムジは欲深い男､
良い商品があるならギリギリまで待つと思う
船を動かすなら日が落ちた夜中...｣