身体の弱いヨナの姉２【暁のヨナ】 (ページ27)

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村人｢今度の王様は良い方だといい
この国を..変えて下さる方だといい
ああ..娘さんありがとう誰かに触れてもらったのは
何年ぶりか...｣

ヨ｢いいえ...どうかお元気で｣

ヨナは涙が溜まっていた目を拭いた

ヨ｢わ､私ちょっとご不浄にっついてこないでね｣

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｜少し移動してヨナを待っていた
｜

ユ｢...俺､何も言えなかった俺もイル王をよく思ってない人間だからさでも､ヨナとAにとっては
たった独りの肉親なんだよね｣

ハ｢確かに武器も争いもなく誰も傷つかない
世界なんて夢物語でしかない､だが､それが理想だと言って揺るがなかった王を､俺は愚かだとどうしても
思えなかった｣

ル｢俺らは愚かだと思う主に俺は従ったりしない
緋龍城で守りきれなかった事､俺らは生涯悔やむだろう｣

ユ｢..雷獣と風龍は認めてたんどA達の父とか
そういうのを別にしてイル王を主だと｣

ハ+ル『当たり前だ』

シ｢....A...｣

その場にいる皆が感じたAへの違和感

ル｢姫さん?おい..｣

ルークが肩を揺すっても反応しない

ハ｢...姫さん?おい姫さん!!おい!!聞いてんのか!!｣

貴((..ひ....い))

キ｢ん?今なにか..｣

ユ｢A､今の話聞いてた?｣

貴｢....いや...｣

ル｢..何がいやなんだ?｣

ユ｢...国王のこと?｣

その言葉の途端

貴｢..また一人になっちゃう!!また孤独にすごさなきゃいけない!!もう嫌!!いやいやいや!!｣

頭を両手で抑えしゃがみこみながら普段大きな声を出すことがないAが泣きながら大きな声で言った

ユ｢急にどうしたの!?｣

ル｢ハク!!今までこんな事は...!?｣

ハ｢一度もねェよ!姫さん!?｣

キ｢やばくはないか?私がしてしまった時のようになったら｣

ハ(やばい､こんな事なったことがねェどうすれば)

貴｢いや!暗い所で一人..!!また夢に..!!｣ﾋｭｯ

ハ｢..１回見ておこう同じ視線になって｣

キ｢おぬし何を言って..｣

ル｢いいから従うぞ｣

貴｢やっ..また､殴られる!!蹴られる!!暴言まで!!いやっ..
もういや..!!なんで!!｣ﾋｭｯ

ユ｢殴る?蹴られる?..どういう事?｣

ハ｢ユン1回姫さんに近づいてみてくれ｣

ユ｢いいけど..｣

ユンは立ってAに近づいていくと..

貴｢いや!!｣

ユ｢!?｣

貴｢ごめんなさい..目立つ事なんてしない､ちゃんと
言う事聞くから殴らないで...蹴らないで...｣ﾋｭｰ

ル｢これって..あの時の?｣

ハ｢ああ､多分｣

ユ｢あの時って?｣

ハ｢姫さん幼い頃に女官に暴力受けていたんだ｣