身体の弱いヨナの姉２【暁のヨナ】

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どかん!!!

『わあっ』

壁の奥からハクもやっており出る事が出来た


ハ｢姫様!!｣

貴｢ハ､ハク..!!｣

ハクはAを強く抱きしめた

青龍(本当はもうわかっていたんだ彼女達を
初めて見た時からあの少女達の傍らに光ある場所があると)
――――――――――――――
Aが青龍と会った事がある話をした後


貴｢ハク､よくあの場所がわかったね｣

ハ｢里の連中に聞き出した青龍の部屋辺りを
家族の命がかかって初めて連中は秘密を吐露した｣

貴｢よかった家族をも見捨てる人達じゃなくて｣

ユ｢恐怖に勝てないのも人ゆえ..だよ｣

村人｢ひ..ひいっ｣

ル｢それで?アレをどうするんだ姫さん達｣

ハ｢こっち見てるぞ｣

ヨ｢それが困ったわ､あきらめきれないの｣

貴｢青龍!一緒に行こう､私との約束のためもあるけど､
なによりあなたを連れて行きたい｣

青龍｢...俺は..｣

貴｢私の前では眼を閉じなくても大丈夫､
あなたの力は本当に無差別に人を殺めるもの?
アオがこんなにもあなたに懐いているのに?
アオはわかってるのよ
あなたは破滅なんかじゃない｣

青龍(許されるのならこの姿のまま生きてもいい?
かまわないというその手を握り返してもいいだろうか?信じてもいいだろうか)

ヨ｢お世話になりました!｣

青龍(もう平気だよ鈴の音がなくても呼びあえる
仲間ができたと言ったら笑うだろうか
もう顔も思い出せない大好きだったあの人は)

―――――――――――――――

ユ｢キジャ次の四龍の位置わかる?｣

キ｢...そ､だな､次..の...四...龍....｣

バタッ

ユ+ヨ『キジャ!?』

ユ｢疲労..かな､ずっと全力で穴掘りしてたもんね｣

ヨ｢キジャ...｣

ハ+ル『安らかに眠れ...』

キ｢生きとるわ(怒)も...申し訳ありません
体が重くてどうも..四龍の場所がいつにも増して
うすぼんやり...｣

ヨ｢無理しないで｣

ユ｢四龍の場所がわかる人ならもう一人いるけど...｣

ユンとハクとルークとヨナはAの横にいる
青龍に目線を向けた

ル｢いたのか｣

ユ｢実はいたんだよ｣

ヨ｢ずっと姉様の横だったけどね｣

貴｢青龍､他の四龍の場所わかる?｣

Aがそう聞くと青龍は首を傾けた

ハ｢まず“四龍”が何なのかわかっていないようだな｣

キ｢ううう嘆かわしい
わかっているそなたのせいではないのだ
今まで誰も教えていなかったのだから
これからは私がそなたに四龍の心得を教えよう
私の事を[兄]と呼ぶがよい｣

しゅばっ

ユ｢えっ逃走!?｣

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