身体の弱いヨナの姉２【暁のヨナ】 (ページ20)

今日:29 hit、昨日:7 hit、合計:107,260 hit

・ページ20

貴｢青龍､あなたの手はとっても温かかった｣

ヨ｢あなたが恐ろしい呪いを持っていたって｣

貴+ヨ『私達は全然構わない』

――――――――――――
ユ｢─お姫様すっげ腑に落ちないって顔してるよ?｣

ヨ｢あの部屋..何もなかった彼はちゃんと食べているのかしら､大切な人を暗い檻に置きざりにした気分｣

ユ｢何か騒がしい気が..｣

ヨ｢キジャ､ルーク..わっ｣

ル｢姫さん下がれ｣

村人｢出てきた｣

村人｢片づけろ｣

貴｢な..何?この者達は(汗)｣

ヨ｢あなた達どうしてそんなに...｣

キ｢姫様っあぶないです｣

村人がナイフを振ってきた

ユ｢うわっよしてよこんな狭い所でっ｣

..ゴｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

ユ｢なに!?地震!?｣

村人｢わああっ｣

ル｢姫さんっ｣

ルークはヨナをキジャはAを守るようにした

貴(ハク!)

――――――――――――
ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

ハ(地震!?あの奥は姫さん達が..)

ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ

ハ(塞がれた!!)
｢嘘..だろ..A姫!ルーク!ユン!ヨナ姫っ白蛇っ｣

(行かせるんじゃなかったこういう事態を
どうして予測出来ない!?こんな所で...
こんな所で守れねェってどういう事だよ)

｢───頼むイル陛下､連れていかないでくれ....｣
―――――――――――――――

貴(─ハクこわいよ本当はすごくハクがいなくても
大丈夫って思ったのにこわくてハクを探してしまう
私はこんなにも弱い負けたくないのに...)

キ｢～ｷﾞﾐ､姉君!｣

Aはキジャの声で目を開けた

貴｢キ､キジャ...｣

ル｢姫様大丈夫ですか?｣

ヨ｢姉様､大丈夫?｣

キ｢大丈夫ですか?｣

貴｢あれ..どう..なったの?｣

キ｢地震は収まったんですが..｣

村人｢だめだ､この道は出口が塞がれてる｣

貴(出られない!?)

村人｢そんな嘘だろ!?｣

村人｢俺ら死ぬのか｣

村人｢おいっ冗談じゃない｣

ヨ｢ユン..｣

ユ｢閉じこめられた..こんな狭いとこで大人数で..
息が続かないよ..｣

貴(息..苦しい..?私､私ここで)

Aの違和感にルークが気づき背中を撫でていた

キ｢だからなぜそなたに言われねばならんのだっ(怒)｣

ヨ｢キジャ..?ひとりごと?｣

キ｢あ､申し訳ありません(汗)
今なぜか唐突にあの無礼な男が[頼む]..と頭の中で
喋ったのでなんだかとてもムカムカしてしまい
姫様達をお守りするのは私のお役目なのに｣

ヨ｢なんか元気出てきたわ｣

キ｢私も元気です｣

ユ｢キ､キジャどうすんのさ爪なんか出して..｣

キ｢掘る｣