8ポメ ページ9
『ほい、座って座って。』
「ん。たしかいただきます。やったよな?」
『うん。じゃ。』
『「いただきます。」』
やっぱ朝はこれくらい手抜き←でいいよね〜。
あ、そう言えば
『シャオちゃんって他に服持ってる?』
「んーん、この1着だけ。」
今シャオちゃんが着てるのは薄い長袖の白と赤のボーダーと黄色いオーバーオール。プラス豚さんのピンが着いたニット帽。
さすがに年中この格好をさせる訳にはいかんなぁ…
『今週末に買いに行こうか…』
「え!?Aと買い物行けるん!?」
『う、ん…?』
おぉう…凄い食い付き様だな…。
そんなに買い物行けるの嬉しかったのかな?
『さて、洗い物も済ませたし…』
「!」
窓の外を眺めていたシャオちゃんの背中がピクリと反応する。
背中越しでも分かる。めっちゃ喜んでる。←
やっぱり尻尾振ってる幻覚が見える辺り
可愛い。
『しゃおちゃー、いいよー!』
そう言うと思いっきり飛び付いてきた。
思わず後ろに転けそうになったがシャオちゃんが支えてくれてるらしい。
…イケメンかよ。
「んー。」
『お願い。どうすんの?』
「え、聞いてくれんの!?」
『言っちゃったもんは言っちゃったしね。』
やったぜ!!とぴょんぴょんするシャオちゃん。
可愛い。
「じゃぁ…今日1日俺とずーっと一緒におってや。」
え、可愛い。
あんな悪魔みたいな顔(当社比)してたのに可愛い。
めっちゃ可愛い←
『んー!!Aさんが構い倒してやるぞー!!!』
そう言ってシャオちゃんを抱きしめる。(本日2度目)
頭を撫でたりシャオちゃんを褒めたりひたすらに甘やかしていると(若干照れてた)「あ、」と何かを思い出した様子のシャオちゃん。
『どしたん?』
「あのな…、さっき料理出来んくて迷惑、かけたやん?」
こっちを伺うようにしながら不安気に訊いてくる。若干上目遣いになってるの可愛い。
「そんでな、Aにあんまり負担かけたくないから…料理、教えてくれん?」
『…?なんで?』
「Aが帰ってきた時とかに俺のご飯食べて欲しいやん?」
んんんんっ…理由が可愛いっ…!!
でも
『私そんな料理上手くないんだよねぇ…』
そう言うとちょっとしょぼん。とするシャオちゃん。
ふっふっふー。
私には打開策があるのだよ!
『でもね、お隣のトントンさんなら教えてくれるかも。』
「ほんま!?」
…トントンさんに土下座しなきゃ←
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バナージ - 社畜なのか....大変だな(他人事..)サイコパスイカを思い出すwwwwwww (2020年6月1日 14時) (レス) id: 6a54b9078c (このIDを非表示/違反報告)
プリン - リディーさん» ホントね…最高…氏ねる…あざっす…ハイル・ふぇる様… (2019年11月25日 21時) (レス) id: 000c46ca72 (このIDを非表示/違反報告)
リディー - いつ氏んでもおかしくはないぞコレェ、準備は出来てます。さすフェルさん!ハイル・フェルさん! (2019年11月24日 22時) (レス) id: 18f9de17d4 (このIDを非表示/違反報告)
リディー - グフゥ…ゲドちゃん編なんて聞いてない…心の準備してなかった…墓掘ってきます…尊いかよ…! (2019年11月22日 20時) (レス) id: 18f9de17d4 (このIDを非表示/違反報告)
リディー - 先輩後輩でシッマがチワワで、ショッピ君が猫なんていかがでしょう? (2019年11月22日 18時) (レス) id: 18f9de17d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:フェル | 作成日時:2019年10月19日 23時