囚われの館〜恋愛短編集〜

ホラー鑑賞〜モルフォ〜激甘 ページ20

『キャアアァァアァアアア！！！』
｢わぁぁああぁあああぁ！！｣
｢……((( ；ﾟДﾟ)))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ｣←

こんにちは、Aです。
ただいま、モルフォと一緒にホラー映画を鑑賞中です。

え、何故ホラー映画なのかって？

実は先ほど、酔っ払ったリーサさんが、
｢こんなん見つけたんだよ〜ﾋｯｸ、モルフォ〜///A姉ちゃんと一緒に見たらどうだ〜？ﾋｯｸ///｣

と言って渡してきたらしいので、モルフォと私の部屋で鑑賞中……なんですが……


『ギャアァァアアアァァア！！』

怖い、とにかく怖い。←

｢うわぁああ！！泣｣
｢……((( ；ﾟДﾟ)))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ｣←

モルフォはあまりの怖さに泣き出してしまい、私に至っては、恐怖のあまり声がでないという始末。

リーサさん、何てものを見つけたんですか……泣


その夜。

｢Aお姉ちゃん……｣
パジャマに着替えたモルフォが、私の部屋に入ってきた。

｢どうしたの、モルフォ？｣
｢あのね……今日の映画が怖くて……
お姉ちゃん、一緒に寝てもらって良いかな……？｣

涙目で話すモルフォ。
実のところ、私もあの映画が怖くて、なかなか眠れなかった。

｢良いよ。おいで。｣
｢やったぁ！ありがとう、Aお姉ちゃん！｣

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